『対岸の彼女』、読了 - sailing day

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『対岸の彼女』、読了  

対岸の彼女30代、既婚、子持ちの「勝ち犬」小夜子と、独身、子なしの「負け犬」葵。性格も生活環境も全く違う二人の女性の友情は成立するのか!?

対岸の彼女 / 角田 光代
単行本:288ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2004/11/9
価格:¥1,680


約3日で読了。最近テレビばっかり見てるせいで読書ペースが遅いですw ちょうど新ドラマも始まったし、面白そうなアニメも気になるし…(´σ`)
というわけで(?)、短い感想を続きでどうぞ▼
専業主婦だった小夜子は一念発起し、同い年の葵が社長の会社で掃除代行の仕事を始める。当初は彼女の気さくな性格に親しみを覚え、「彼女といれば何でもできそうだ」と思っていた小夜子だったが…。

30代半ば、現在の小夜子と葵を描いた部分と、葵の高校時代とが交互に語られてました。
恋とは違うけど、同性にこういう感情を持ってしまう気持ちってよく分かります。角田さんの作品って、自分とは違うタイプの人間の行動でも同感!と思ってしまうところが多いです。

仕事、結婚、育児、同じ年齢でも歩んできた人生が違えば価値観も違う。小夜子が葵に対して一気に気持ちが冷めてしまうところも「あるわ~」と思いました。自分が勝手に描いてた人物像なのに、勝手に失望したり。それで自己嫌悪になったり…上手いなー。

何のために歳を重ねるのか――それは「出会うため」という答えを出した小夜子。作者の秀逸な心理描写の末に出された答えは興味深かったです。なるほど、という気もするし違う気もする。この問いの答えはきっと自分の中にあるんだな…。なんか色々勉強になりました(´w`)
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tag: 対岸の彼女  角田光代  文藝春秋 
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