2010年11月 - sailing day

sailing day

『本日は、お日柄もよく』、読了  

本日は、お日柄もよく二ノ宮こと葉は、製菓会社の総務部に勤める普通のOL。他人の結婚式に出るたびに、「人並みな幸せが、この先自分に訪れることがあるのだろうか」と、気が滅入る27歳だ。
けれど、今日は気が滅入るどころの話じゃない。なんと、密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の結婚披露宴だった。ところが、そこですばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。
衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入りすることになるが…。


本日は、お日柄もよく / 原田 マハ
単行本:317ページ
出版社:徳間書店
発売日:2010/8/26
価格:¥1,680


「本日は、お日柄もよく、心温かな人々に見守られ、
 二つの人生をひとつに重ねて、いまからふたりで歩んで
  いってください。たったひとつの、よきもののために」




約2日で読了。 ※ネタバレあり
伝説のスピーチライターと出会ったOLが弟子入りするお話。結婚式関係のスピーチがメインかと思いきや、政治と選挙の方がメインでした。これはこれで面白かったけど、正直驚いたw

作中に出てくるスピーチのどれもが人の心をとらえるものでしたねー。政治家の演説聞くのは全然好きじゃないんだけど、今川厚志の父親・篤朗の最後の代表質問は胸が熱くなった。
こと葉とワダカマの恋愛がサクッと省略されてたのが残念だなー。いきなり結婚式かぁ。4年間のことをもう少し描いてくれれば……私的にはそこが不満かな。
選挙後にアメリカに行ってしまった久美さんが、最後にスピーチに現れてお話は終了。まぁ、なんだかんだで面白かったです。

【登場人物】
二ノ宮こと葉……主人公。27歳。トウタカ製菓勤務。
今川厚志……こと葉が片想いしていた幼なじみ。28歳。広告代理店
      「白凰堂」のコピーライター。のちに衆院選に立候補する。
久遠久美……伝説のスピーチライター。30代後半の美女。久美の父親と篤朗が
      親友で、親が死んだ後は援助してもらっていた。
和田日間足……広告代理店「番通」勤務のコピーライター。厚志の友人。
恵里……厚志の妻。21歳。2人は冒頭で結婚式をあげる。
二ノ宮驟雨……こと葉の祖母で名付け親。日本俳句界の重鎮。本名・キク代。
今川篤朗……厚志の父。野党第一党・民衆党の幹事長だった。故人。
小山田次郎……民衆党の党首。篤朗の盟友。
小早川……総理大臣。(与党・進展党)
黒川常治……厚志の対立候補。進展党。厚生労働大臣。
千華……こと葉の同僚。お嬢様。こと葉に結婚式のスピーチを依頼する。

【スピーチの極意 十箇条】
一、スピーチの目指すところを明確にすること。
二、エピソード、具体例を盛りこんだ原稿を作り、全文暗記すること。
三、力を抜き、心静かに平常心で臨むこと。
四、タイムキーパーを立てること。
五、トップバッターとして登場するのは極力避けること。
六、聴衆が静かになるのを待って始めること。
七、しっかりと前を向き、右左を向いて、会場全体を見渡しながら語りかけること。
八、言葉はゆっくり、声は腹から出すこと。
九、導入部は静かに、徐々に盛り上げ、感動的にしめくくること。
十、最後まで、決して泣かないこと。
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2010.11 東京ディズニーランド  

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4年ぶりに東京ディズニーランドに行って来ました。高校時代の友達と久しぶりにワイワイ言って楽しかったー! クリスマスの時期は綺麗で良いわ♪ また行きたいな~(´v`*)

モンスターズ・インク"ライド&ゴーシーク" FP取る。
10時半頃に取って、時間指定が21:40~22:00だった…。恐ろしい人気。

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①ビッグサンダーマウンテン wait:60分
まずは怖くないジェットコースターから。これ大好きー。

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②ジャングルクルーズ wait:30分
何度かランドに来てるけど、今回初めて乗った。船を運転するキャストさんの話がブラックで笑えた。落し物かよ…(笑)
今度乗った時はちゃんとクイズに答えてあげようと心の中で誓いましたw

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ミッキーの肉まんも食べました。味は普通の肉まん。耳部分にもちゃんと具が入ってます。

スペースマウンテンのFP取る。

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③カリブの海賊 wait:5分
これはボンヤリ人形を眺めるヤツだったなーと思いだしつつ乗車。ジョニー・デップの人形がソックリである意味すごいけど、
全体的には退屈。こりゃ並ばんわなー。乗ってすぐ見えるレストランで食事してみたかったなー。

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④ホワイトホリデーパレード
パレードの場所取りしながら昼食。フライドチキンにテリヤキチキンレグ。鶏ばっか食べてたな~w
簡単な踊りの練習もしたけど、本番は早過ぎてついていけず。ちびっこも多いのに、あくまでも英語で「Let it snow」と言わせるところにディズニーのこだわりを感じました(笑)

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パレードはドナルド&デイジーが良く見えるポジションでした。白い毛がフワフワしてて可愛かった~。お尻がたまんない。
デイジーがドナルドのお尻叩くのがいいな~。触りたい!

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また行きたいー♪

category: 関東

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『月と蟹』、読了  

月と蟹「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」
「叶えてくれると思うで。何でも」

やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、不穏なハサミを振り上げる―。
やさしくも哀しい祈りが胸を衝く、俊英の最新長篇小説。


月と蟹 / 道尾 秀介
単行本:333ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2010/09
価格:¥1,470


「ヤドカミ様に、どうして欲しいねん」



約2日で読了。
道尾さんなので眠い目をこすりつつ期待して最後まで読んだけど…いつもみたいな「どんでん返し」がなかったw なんじゃこれー。読んで1週間しか経ってないのに、内容を忘れてしまった; テキトーな感想は続きでどうぞ▼
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『ひそやかな花園』、読了  

ひそやかな花園幼い頃、毎年サマーキャンプで一緒に過ごしていた7人。輝く夏の思い出は誰にとっても大切な記憶だった。
しかし、いつしか彼らは疑問を抱くようになる。「あの集まりはいったい何だったのか?」
別々の人生を歩んでいた彼らに、突如突きつけられた衝撃の事実。大人たちの〈秘密〉を知った彼らは、自分という森を彷徨い始める――。
親と子、夫婦、家族でいることの意味を根源から問いかける、角田光代の新たな代表作誕生。


ひそやかな花園 / 角田 光代
単行本:296ページ
出版社:毎日新聞社
発売日:2010/7/24
価格:¥1,575


「後悔しているただひとつのことは
  しあわせを見くびっていたことかな」




約1日で読了。
サマーキャンプに参加した家族の共通点が分かった後、子供たちがどう行動するかというお話。サラッと読めました。 内容は正直あまり興味がないモノだったけど、ラストが前向きな感じで良かった。ネタバレ感想は続きでどうぞ▼
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『つむじ風食堂の夜』、読了  

つむじ風食堂の夜食堂は、十字路の角にぽつんとひとつ灯をともしていた。
私がこの町に越してきてからずっとそのようにしてあり、今もそのようにしてある。
十字路には、東西南北あちらこちらから風が吹きつのるので、いつでも、つむじ風がひとつ、くるりと廻っていた。くるりと廻って、都会の隅に吹きだまる砂粒を舞い上げ、そいつをまた、鋭くはじき返すようにして食堂の暖簾がはためいていた。
暖簾に名はない。舞台は懐かしい町「月舟町」。クラフト・エヴィング商会の物語作家による書き下ろし小説。


つむじ風食堂の夜 / 吉田 篤弘
単行本:158ページ
出版社:筑摩書房
発売日:2002/12
価格:¥1,575


「おーい、エスプレーソひとつ。
  それと、こいつにはココアか何か」




約3時間ほどで読了。
『それからはスープのことばかり考えて暮らした』と同様、ゆったりした雰囲気が漂う作品でした。知らない人同士が楽しい会話を交わす名無し食堂…あるなら行ってみたいなぁ。クロケット(=コロッケ)を食べてみたい。

雨降りの先生が主役で、彼の生活と父親の話がメインでお話が進んでいきました。私は名前と喋り方からデ・ニーロの親方がお気に入りです♥
内容は分かりやすいけど、忘れやすい気がします。他の吉田作品も読んでみて、これはこれでいつか再読しよう。


【登場人物】
雨降りの先生……主人公。人工降雨の研究と物書きをしている。
         学生の頃、舞台の脚本を書いたことがある。
食堂のあるじ……にこりともせず、ほとんど口を開かない。
サエコ……食堂の給仕係(?)。
オセロ……食堂の猫。体がまっぷたつに白黒に分かれている。オス。
帽子屋……常連客。隣町の商店街で帽子屋を営む桜田さん。
         先生に<二重空間移動装置>=万歩計を売る。
果物屋の青年……深夜まで営業している。読書好き。
デ・ニーロの親方……古書店の店主。果物屋の青年と仲が良い。
奈々津……常連客。舞台女優。先生にひとり芝居の脚本を依頼する。
豆腐屋の主人……先生的に「水門」の門番。
雨降り先生の父……手品師。故人。エスプレッソに砂糖を入れず飲んでいた。
タブラさん……コーヒースタンドのマスター。本名はタムラさん。
         息子が後を継いでいる。
小氷さん……出版社の編集者。性別不明の謎の人物。エレベーター恐怖症。


【目次】
食堂
エスプレーソ
月舟アパートメント
星と唐辛子
手品
帽子と来客
奇跡
つむじ風

月舟町余話

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『ロードムービー』、読了  

ロードムービー運動も勉強も得意な、学年の人気者トシと、万引きをしたという噂を持つ、気の弱いワタル。
親しくなった二人に対して、クラスの雰囲気は冷たくなるばかり。トシまで周囲から孤立してしまい、ワタルも予期せぬ問題に直面する。
ワタルを助けたい―トシは、二人で街を出る計画を立てて…。表題作「ロードムービー」他二編に加え、短編「トーキョー語り」と特別書き下ろし「街灯」を収録。


ロードムービー / 辻村 深月
新書:288ページ
出版社:講談社
発売日: 2010/9/7
価格:¥945


「トシちゃん、どこに行っても何になってもいいんだよー。
 どこに行っても、何になっても、俺は絶対に追いつくから。
 追っかけてくから。トシちゃんの友達でいるために、ずっと努力するから」




約2日で読了。
『冷たい校舎の時は止まる』から生まれた短編集。私は『冷たい…』があまり好きじゃないので、正直微妙なものがありました。かなり前に読んだから忘れてる部分も多いし。
読んだ後、講談社のサイトで人物相関図を見て、「あー、これがこの人だったのか」とやっと納得。もう少し分かりやすく書いてくれればいいのにw

辻村作品は登場人物がリンクしすぎてるので、順番を間違えて読むと訳分からないことになっちゃいますね(笑) リンクしてない単発の話が読みたい…。ではネタバレ感想は続きでどうぞ▼
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『夏の塩』、読了  

夏の塩学生時代からの友人・魚住に勝手に居候を始められた会社員・久留米。
心因性の味覚障害に陥ったり拒食症で倒れたりするなど問題多発で、顔はイイが不運三昧の男・魚住の世話を不満タラタラで仕方なく焼くうち、無自覚で芽生え始めた感情があった…。
鈍すぎる男達・魚住と久留米の人気シリーズ、第1弾。




夏の塩 / 榎田尤利
文庫:281ページ
出版社:光風社出版
発売日:2000/06
価格:¥500


おれは、久留米の事が―――好きなんだ。



約4時間で読了。
BL小説なので、それが苦手な人にはお勧めしないけど、これは面白かった。
登場人物が魅力的ですよねー。感想は続きでどうぞ▼
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『夜市』、読了  

夜市大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。
夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。
野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだが―。
第12回日本ホラー小説大賞受賞作。


夜市 / 恒川光太郎
単行本:179ページ
出版社:角川書店
発売日:2005/10/26
価格:¥1,260


「あまり驚かないでほしいんだけど
  実はさっきからずっと帰ろうとしているんだ」




約1日で読了。
前から気になってた作家さんなので、最初の作品から読んでみることにしました。なんとも不思議で幻想的な世界が広がっている本でした。
すっごい「ホラー」って感じではないんだけど、▲のセリフが出てきた時や、真相が明かされた時にゾッとさせられるのがホラーな部分かなーと思います。

表題作と『風の古道』という作品が収録されてて、どちらも劣らぬ出来で面白かったです。2作目も早く読まねば。簡単なあらすじは続きでどうぞ▼
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『たましくる イタコ千歳のあやかし事件帖』、読了  

たましくる イタコ千歳のあやかし事件帖愛人と無理心中を遂げた双子の姉。
残された姪を預けるために弘前にやってきた幸代は、死者の声を聞く「イタコ」の千歳と出会う。
姉の死の真相を探ろうと、幸代は千歳に協力を頼むが…。
超常現象をごく論理的に解明する千歳と、おばけ・幽霊の類が大嫌いなのに霊の声を聞いてしまう家事手伝い・幸代の美女探偵コンビが、次々と起こる猟奇事件に挑む。


たましくる イタコ千歳のあやかし事件帖 / 堀川 アヤコ
単行本:253ページ
出版社:新潮社
発売日:2009/10/23
価格:¥1,260


約1日で読了。
続編の宣伝を新潮社HPで見たのがキッカケで読んでみました。
読書メーター?か何かで、「表紙で損してる」と書かれてたのに納得。表紙だけ見るとラノベっぽいもんなー。しっとりと時代を感じられる文章だから、もっと落ち着いた絵にすれば良かったのに。

「たましくる」って、「魂来る」のことなんですね~。へぇ。
イタコのお話というより、イタコを職業にしてる盲目の女性が探偵みたいに事件の真相を探るって感じ。時々イタコの力は使ってるみたいだけど、それがメインではないです。
テキトーな感想は続きでどうぞ▼
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『1Q84』 BOOK3、読了  

1Q84_BOOK3.jpg1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。そして2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。
そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。


1Q84 BOOK3 / 村上 春樹
単行本:602ページ
出版社:新潮社
発売日:2010/4/16
価格:¥1,995


「もし彼に会えたとして、滑り台の上でいったい何をするんだ?」
「二人で月を見るの」
「とてもロマンチックだ」




約1週間で読了。 ※ネタバレあり
正直疲れた! …けど、前より面白く読めた気がする。
「1Q84年」では不思議なことが結構起こるので、BOOK2までの話をあんまり覚えてなくても「なんとなく」で読めました。

BOOK3の内容を簡単に言うと、リーダーを殺した犯人・青豆の行方を追う牛河。天吾が公園に来るのをひたすら待つ青豆。青豆の入った空気さなぎを見るため、父親の病院近くに滞在する天吾。以上の3つがメイン。

牛河は調査して老婦人のこと、天吾と青豆が同級生だったことを知る。2人に何らかの繋がりを感じた牛河は、青豆を見つけるために天吾のアパートの部屋を借りて監視を始める。ふかえりは天吾の部屋に住んでいたが、牛河の監視に気付き、部屋を出て戎野先生のところに戻る。
牛河は天吾を尾行し、月が2つあることに気付く。その後も監視を続けるが、アパートの部屋に侵入したタマルによって殺される。遺体は「さきがけ」の男たちによって処理された。

青豆はずっとマンションの中にいて、天吾の子を妊娠する。NHKの集金人が何度か来る。牛河が公園にいるのを見つけて尾行し、天吾のアパートに行く。部屋に戻ってタマルに調査を依頼。天吾に伝言を伝えてもらい、公園で再会する。

天吾は病院で意識のない父親に本を朗読してあげる。看護師たちと食事に行き、そのうちの一人と夜を過ごす。(葉っぱを吸う) 以前見た空気さなぎを見ることができないまま帰宅。久しぶりに編集者の小松に会い、彼が「さきがけ」と思われる組織に監禁されていたことを聞く。彼らの意向に従い、2人は小説『空気さなぎ』を葬り去ることにする。
その後、父親が亡くなったと知らせが入り、再び出かける。戻ってきた時に、タマルから電話をもらう。公園に行き、青豆と再会。2人で高速道路の非常階段を上ると、月が一つの世界に出る。

「首都高三号線 ここが世界の出口なんだね」
「そう ここが世界の入り口であり出口なの」


2人は赤坂の高層ホテルの、月が見える部屋に泊まる。



謎の集金人は天吾の父親ってことですよね? あの人怖かった;
青豆さんはなんで天吾の子だって自信満々なんだろう…処女懐胎みたいなもんなのに。不思議だw 天吾も納得してるし。「1Q84年」と「猫の町」って同じ意味だったのか~。ボケボケ
まだ続きが出そうな感じするけど、出るってことは2人が出てきた場所がこっちの世界じゃないってこと(第3の場所というか…)ですよね。うーん、訳わかんなくなりそうw
BOOK4が出るとしたら青豆さんが子供産んだ後のお話かなー(´σ`)


【目次】
第1章牛河意識の遠い縁を蹴るもの
第2章青豆ひとりぼっちではあるけれど孤独ではない
第3章天吾みんな獣が洋服を着て
第4章牛河オッカムの剃刀
第5章青豆どれだけ息をひそめていても
第6章天吾親指の疼きでそれとわかる
第7章牛河そちらに向かって歩いていく途中だ
第8章青豆このドアはなかなか悪くない
第9章天吾出口が塞がれないうちに
第10章牛河ソリッドな証拠を集める
第11章青豆理屈が通っていないし、親切心も不足している
第12章天吾世界のルールが緩み始めている
第13章牛河これが振り出しに戻るということなのか?
第14章青豆私のこの小さなもの
第15章天吾それを語ることは許されていない
第16章牛河有能で我慢強く無感覚な機械
第17章青豆一対の目しか持ち合わせていない
第18章天吾針で刺したら赤い血が出てくるところ
第19章牛河彼にできて普通の人間にできないこと
第20章青豆私の変貌の一環として
第21章天吾頭の中にあるどこかの場所で
第22章牛河その目はむしろ憐れんでいるように見える
第23章青豆光は間違いなくそこにある
第24章天吾猫の町を離れる
第25章牛河冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる
第26章青豆とてもロマンチックだ
第27章天吾この世界だけでは足りないかもしれない
第28章牛河そして彼の魂の一部は
第29章青豆二度とこの手を放すことはない
第30章天吾もし私が間違っていなければ
第31章天吾と青豆サヤの中に収まる豆のように



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『密室の鍵貸します』、読了  

密室の鍵貸しますその日、烏賊川市立大学映画学科の四年生・戸村流平は、二つの死への嫌疑をかけられた。
大学の先輩である茂呂耕作と、元彼女の紺野由紀。
流平は、由紀の死に関しては完璧にアリバイがあるのだが、それを主張できない。
なぜなら、由紀が死んだ夜、流平は鍵のかかった茂呂の部屋で、彼の死体を発見していたから…。
緻密な構成と大胆なトリック、飄々とした筆致。極上の本格推理デビュー作。



密室の鍵貸します / 東川 篤哉
新書:267ページ
出版社:光文社
発売日:2002/04
価格:¥840


「名推理って、どの名推理です?」



約1日で読了。広島旅行の車中で7割くらい読みました。 ※ネタバレあり
『謎解きはディナーのあとで』が面白かったので、過去作品にチャレンジ。これもアッサリ読めて面白かった。

主人公の戸村流平が先輩の死体を見つけて、すぐに警察に届けてたら変にややこしくならなかったんですよね~(笑)
映画学科の先輩である茂呂が、編集で短縮した映画で30分の時間を作り出し、その間に由紀を殺しに行く。なるほどね~。最初から茂呂先輩が由紀殺しの犯人だと思ってたけど、その理由が…(汗)
流平のことが好きだから、流平に代わって由紀を殺したとはねぇ(゜д゜) 流平が由紀の文句を言ったのは酔っぱらってた時だし、本気じゃなかったのになー。流平の風呂が盗撮されてたのが衝撃的だったw

茂呂先輩がモノ盗り狙いのホームレスのおっさんに偶然刺されるとか、雷が落ちたために時計のトリックが自然に解除されちゃったとか、色々都合の良い展開はあったけど、気楽に読める文章で良かった。また別の作品も読んでみよう♪


【登場人物】
戸村流平……主人公。大学4年生。茂呂の紹介で就職が早々に決まったが
         そのせいで由紀に振られた。
鵜飼杜夫……流平の姉の元夫。流平が考えた「Welcome trouble!」を
         コピーに使い、探偵事務所をやっている。
茂呂耕作……流平の3年先輩。25歳。ONS映画社勤務。自宅アパートを改造し
         ホームシアターを作っている。腹を刺され浴室で死亡。
紺野由紀……流平の元彼女。背中を刺されベランダから落とされて死亡。
桑田一樹……流平の同級生で由紀の現在の彼氏。ビデオ店の店員。証言者。
牧田裕二……流平の友人。由紀が死んだことを電話で流平に話す。証言者。
砂川……烏賊川市警察の警部。川のクラゲで天気を予想している。
志木……烏賊川市警察の刑事。昔はかなりのワルだった。
加藤……烏賊川市警察の巡査。
二宮朱美……茂呂の住むアパートの大家。若い女性でバイク好き。証言者。

【目次】
プロローグ
第一章  事件以前
第二章  事件一日目
第三章  事件二日目
第四章  事件三日目
エピローグ
  著者インタビュー  東川篤哉、ミステリとの出会いを語る

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『小袖日記』、読了  

小袖日記上司との不倫に破れて自暴自棄になっていたあたしは、平安時代にタイムスリップ!
女官・小袖として『源氏物語』を執筆中の香子さまの片腕として働き、平安の世を取材して歩くと、物語で描かれていた女たちや事件には意外な真相が隠されていた―。
ミステリーをはじめ幅広いジャンルで活躍する著者の新境地。


小袖日記 / 柴田 よしき
文庫:318ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2010/7/9
価格:¥630


人間は、自分が生まれてしまった時代の中、
その時代の様々な呪縛にとらわれながら、
懸命に幸せを探して生きていくしかないのだから。




約1日で読了。 ※ネタバレあり
過去にタイムスリップしてしまうんだけど、微妙に現在の地球よりも重力が弱い「並行世界の平安時代」に辿りついてしまったらしい。
この設定のお陰で、実際の平安時代になかったものや言葉などが出てきても多少はOKな雰囲気になります。小袖が出会う『源氏物語』のモデルになる人物はみんな実は病気だった、っていうのが多いです。「夕顔」が糖尿病、「末摘花」が寒冷アトピー、「葵」が乳癌。乳癌をその女系に伝わる"蜘蛛の祟り"だと勘違いしてしまうのには、なるほどなーと思いました。家系でありますもんね、そんなのが。

私は特にフェミニストってことはないと思うんだけど、「夕顔」を読むと女をモノ扱いしててヤダなぁーと思います。この物語には、女性の悲しい人生がいくつも描かれてますからね…。
でも基本的には軽妙なタッチで書かれてます。小袖が「源氏物語が嫌い」と言ってるあたりが笑えるw 「末摘花」が同性愛者だったり、「明石」で入れ替わりが行われていたり…面白い展開が多かった。中でも「若紫」の中身が子持ちバツイチ女性と入れ替わってるのに驚いたw

小袖は5年も平安時代で過ごしたけど、若紫は1年ほどだったらしい。それぞれ人生に絶望して雷に撃たれたことがキッカケでタイムトラベラーになったそう。
"あたし"は不倫の末、捨てられて。洋子は元夫に子供を取られそうになって。小袖は唐猫が死んでしまって。小紫はロリコン男に気に入られてしまって。人間、色んな理由で絶望するもんやなー。

最終的に一本杉に落雷させて未来に帰るという、まさに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』な展開(笑) それで無事戻れたんだから良かったけど(´v`)
"あたし"以外の人(洋子など)がどうなったのかは描かれてないけど、多分無事戻ったんでしょう。 今まで読んだ柴田さんの小説とはタイプが違うけど、面白かった♪

【登場人物】
小袖30歳前。和装小物の製造販売会社に勤めている。上司と不倫した後
捨てられた。雷に打たれタイムスリップ。元に肉体は17歳。
『源氏物語』のネタ集めをしている。
香子小袖が仕える女性。彰子の教育係。『源氏物語』の書き手。
彰子帝の妻。道長の娘。
白鷺小袖の女房仲間。噂とお菓子が好き。結婚して実家に戻っている。
胡蝶の君光源氏のモデルの一人。前帝の子。男前で有名。
清瀬の君右大臣の息子。
左大臣の娘で清瀬の君の本妻。過去に胡蝶の君と交際していた。
夕顔胡蝶の君の恋人。元は清瀬の君の恋人で、子を成している。
胡蝶の君といる時に毒の入った菓子を食べて死亡。糖尿病だった。
涼風の君光源氏のモデルの一人。左大臣の甥。相当な和歌の腕前。
薫子末摘花のモデル。常陸の大守をつとめた親王の娘。歴史的必然に反し
美しいおかめ。寒冷アトピーらしい。葛野とは恋仲。
葛野薫子の世話をしている女房。涼風の君に嫉妬している。
老婆薫子の家の下女。鮎をあげたお返しにはちみつをくれる。
山吹の上葵の上のモデル。胡蝶の君の本妻。乳癌で余命わずか。自ら策を錬り
病気であることを隠そうとした。
さかえ病気の山吹の上のふりをした女房。
若菜姫六条の御息所のモデル。胡蝶の君の年上の恋人。歴史的必然に反し
優しい女性で、香子に生霊の小説を書くよう頼む。
利子明石の君のモデル。石女。父の命で高い教育を受けている。胡蝶の君
に嫁ぐことを嫌がっていた。あかねと入れ替わり海賊に嫁いだと思われる。
あかね利子の世話をする女性。明石時代の胡蝶の君の恋人。利子と入れ替わり
「明石の君」として六条院に入る。
明石の入道利子の父。播磨守。入れ替わりを受け入れ、あかねを国母にすべく行動。
小紫若紫のモデル。香子の姪。その中身は46歳でバツイチ、2人の子持ち
の楢山洋子。東亜学園大学で文化人類学の講師をしていた。
明雲尼小紫の面倒を見ている尼。小紫が未来から来た子だと知っている。
左大臣の息子光源氏のモデルの一人。ロリコンで小紫に手を出そうとしている。


【目次】
プロローグ
第一章  夕顔
第二章  末摘花
第三章  葵
第四章  明石
第五章  若紫
エピローグ
   解説  堺 三保

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『勝手にふるえてろ』、読了  

勝手にふるえてろ賞味期限切れの片思いと好きでもない現実の彼氏。どっちも欲しい、どっちも欲しくない。恋愛、しないとだめですか。

片思い以外経験ナシの26歳女子が、時に悩み時に暴走しつつ「現実の扉を開けてゆくキュートで奇妙な恋愛小説。3年ぶりの注目作!


勝手にふるえてろ / 綿矢 りさ
単行本:168ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2010/8/27
価格:¥1,200


私のなかで十二年間育ちつづけた愛こそが美しい。
イチなんか、勝手にふるえてろ。




1日で読了。 ※ネタバレあり
綿矢さんの作品はこれが初めてだったんだけど、正直「あれれ?」という感じ。いつもこういう文章なのかな? なんだか拙い感じがするけど。。。

えーっと、主人公は江藤ヨシカ・26歳。
中学の時から好きな男の子が「イチ」。同じ会社でヨシカを好きだと言う男が「ニ」。イチに会うために他人のふりで同窓会をセッティング。その席で「イチ」が東京に住んでいることが分かり、東京に住んでいる仲間でまた集まろうと約束する。「二」から告白されるがずっと保留のままにしておく。
中学の友達と東京で集まった夜。「イチ」と話し会話は弾むが、実は名前を覚えられていなかったことを知る。
「どうして私のこと"きみ"って呼ぶの」
「ごめん。なんていう名前だったか思い出せなくて」


「二」の家で「二」の帰りを待っていたヨシカは、付き合ってもいいと返事する。ところが、「二」が来留美からヨシカの情報を得ていたことが分かり、翌日断る。
ヨシカは嘘の「つわり休暇」をとり、家にこもる。誰からも連絡がなく、親に電話する。その後「二」に電話して呼びだす。結局、「二」と付き合う…? というところで終了。

うーん、結局何が言いたかったのかサッパリ…。主人公は年齢の割に色々なことを経験をしてないから、妙に強気なのかな? 心で思ってることを直接相手に言ってる訳じゃないからいいけど、聞こえてたら「二」は怒るぞw
細々と考えてることや天然王子の絵とかは面白そうだけど、共感できる部分がほとんど無かった。購入するレベルではないなー。

【登場人物】
江藤ヨシカ……主人公。ずっとイチが好きだった。
イチ……一宮。神経質なタイプ。
二……霧島。体育会系っぽい。
来留美……ヨシカの同期の女の子。

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『チーズと塩と豆と』、読了  

チーズと塩と豆と頑な心と心が接触する土地。4人の直木賞作家の「食と愛」の物語。
10月放送の、NHK・BSハイビジョン紀行番組「プレミアム8」に登場する4人の女性作家が、それぞれヨーロッパのスローフードやソウルフードを求めて旅をし、その土地を舞台に書かれる短編小説アンソロジー。その小説は、ドラマ化され、番組に挿入される。井上荒野はピエモンテ州(イタリア)、江國香織はアレンテージョ地方(ポルトガル)、角田光代はバスク地方(スペイン)、森絵都はブルターニュ地方(フランス)。


チーズと塩と豆と / オムニバス
単行本:08ページ
出版社:ホーム社
発売日:2010/10/5
価格:¥1,365


「わたしは誰の料理だっていいわ。おいしいものが食べられるのなら」
                                   ――「神様の庭」より


約1日で読了。 ※ネタバレあり
なんかこう、厳格な田舎の家族関係を描いてるものもあるんだけど、サラッと読める本でした。番組を観れなかったのがすごく残念。
角田さんと森さんの話が良かった。どことなく似てるよね。故郷を出たからこそ、その良さが判るものですよね。適当なあらすじは続きでどうぞ▼
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『神様のカルテ 2』、読了  

神様のカルテ2新年度、本庄病院の内科病棟に新任の医師・進藤辰也が東京の病院から着任してきた。彼は一止、そして外科の砂山次郎と信濃大学の同窓であった。かつて“医学部の良心"と呼ばれた進藤の加入を喜ぶ一止に対し、砂山は微妙な反応をする。
赴任直後の期待とは裏腹に、進藤の医師としての行動は、かつてのその姿からは想像もできないものだった。そんななか、本庄病院に激震が走る。



神様のカルテ 2 / 夏川 草介
単行本:320ページ
出版社:小学館
発売日:2010/9/28
価格:¥1,470


「優しい方ばかりですね」
「だから、やっていけるのだ」




約1日で読了。 ※ネタバレあり
我慢するぞ!と思っていたのに、やっぱり一気読みして泣いてしまった。はぁ=3
今回も信州の流れる季節と草木の描写が美しかったデス(・v・) 「2」では「夫婦の絆」と「過酷な医療の現状」が描かれてます。

えーと、実は1回書いた細かい感想が消えちゃったw
もう一度思い出して書くのはムリ! なので、簡単に。まず、「夫婦」について。

●一止と榛名
今回は2人の「冬の登山」で物語が始まり、「夏の登山」で物語が終わりました。あいかわらず仲良くお互いを大切に想ってます。一止先生は「1」の時以上に患者に心を砕き、悩み、頭痛がひどくなってます。さらに辰也夫婦の問題も加わり、常に悶々の考えてる状態。そんな姿を見て心を痛める榛名。助けたいと思ってるけど、口やかましく言わず、さっと美味しいコーヒーを淹れていくれる…素敵な細君だわ~。

「医師の話ではない。人間の話をしているのだ!」

最後に古狐先生たちに「思い出の景色(夜景)」を見せるため、「病院の電気を消す」という荒技を思いつく榛名姫。それを実行するため、病院の皆に協力を頼む一止。古狐先生の人徳のお陰か、皆がアッサリOKで良かったです。次郎は救急の看板の電気消しに行ってたのねw
▲は、事務長に病院の電気を消したことの理由を聞かれた時の一止の言葉。強く印象に残りますねぇ。最後に千代さんが榛名姫に着物をあげた気持ちがよく分かる。本当に良い子なんだもん。


●古狐先生と千代さん
こちらも素敵な夫婦だったなぁ。▼は、2人が学生時代に登った常念での会話。落ち着いた紳士だとは思ってたけど、こんな甘いセリフも言える人だったのか~(´v`)

"星がきれいですね"
"星のことはいいんです。私にとって大事なのはあなたです"
"どうもありがとうございます"


「1」で、確か一止先生と握手するシーンがあって、その辺りから好きだったのになー…。まさか病気で亡くなってしまうとは思わなかった。泣かされた。
古狐先生が患者第一で働く理由。それは救急病院が近くになかったせいで、千代さんが妊娠できない身体になっちゃったのが始まりらしいです。大狸先生も母親を亡くしたことがキッカケで「24時間、365日対応」で働いてるんだって。大狸先生や乾先生との友情も良かった。涙腺ゆるみっぱなし。


●辰也と千夏

「良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬だ」

▲辰也が好きだった言葉。
千夏は一止先生の学生時代の想い人ですって。再会して「ドキドキッ☆」話になるのかと思いきや、結構ヘビーな方向に進みました。一止は榛名姫にベタ惚れだから、「ウフフ」な展開になる訳なかったんだよなー…。

辰也は、妻との関係が行き詰まってしまったために子供を連れて長野に帰ってきます。2人の間にある障害は「仕事」。たった一日休んだだけで患者の家族に文句を言われる。最近増えてる「モンスター○○」的な(?)クレイマーに千夏が出会ったことが発端で、仕事漬けになってしまったらしいです。
自分の子供をほったらかして患者の治療…。医者としては褒められるかもしれないけど、親としてはダメですよねぇ。
辰也は別れる気はないみたいだし、夏菜の誕生日に千夏からケーキが届いたりしてるので、徐々に2人の関係が修復されてるみたい。「3」があるなら、千夏が長野に来るかもね。


●トヨさんとマゴさん
患者で仲良し夫婦。トヨさんを車椅子に乗せて散歩するマゴさん。いいなー。ほのぼのする。トヨさんが亡くなった後に、すぐマゴさんも死んでしまうのには驚いたw うーん、でも1人で暮らして寂しさを味わうより同じタイミングで逝けて良かったのかも。


「医療」に関しては、詳しくないので少しだけ。
とりあえず、今の状況が医者の良心に支えられて成り立ってるってことですよね。一止先生の激務ぶりを見てるといつ倒れるかと冷や冷やするw
深夜や休日に辰也と連絡取れなくて困る→評価が下がるって話がありますよね。辰也からすれば、定時まではきちんと仕事して、緊急時に備えて指示も出して帰ってるのに文句言われる訳でしょ? それで少しでもミスがあれば訴訟だ何だって騒がれて。やってらんねーw って想うの分かるわ。
本当に大変な仕事だぁ…。毎日のんびり暮らしててスイマセン(´д`)

一止と辰也のコーヒーかけ合いがあったり、九兵衛での飲みがあったり。「1」よりも深刻な話題が多かったけど、さらに魅力を増した1冊でした。次回作が楽しみです♪


【目次】
       プロローグ
第一話  紅梅記
第二話  桜の咲く町で
第三話  花桃の季節
第四話  花水木
       エピローグ
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『凍りのくじら』、読了  

凍りのくじらあなたにとって「大切なもの」は何? カメラマンの父が失踪して5年。高校生の理帆子は、母と二人、壊れそうな自分と家族を必死で守ってきた。ところが、彼女の前に一人の青年が現れたことで――。

凍りのくじら / 辻村 深月
文庫:576ページ
出版社:講談社
発売日:2008/11/14
価格:¥820


『どこでもドア』を持つ私は、屈託なくどこのグループの輪にも溶け込める。
愛想よく馬鹿のふりをしながら。親身になって話を聞いて、いい人ぶりながら。
どこでも行けるし、どんな場所や友達にも対応可。
だけど私は、Sukoshi Fuzai(少し・不在)だ。いつでも。




約2日で読了。 ※ネタバレあり
辻村作品をなるべく古い方から読破しよう! と決めて読んでみました。この作品はミステリーじゃないんですね~。作中に登場する言葉を使って言えば、SF(少し・不思議)なお話でした。
この物語は、器用に見える不器用な女の子が、自分の身に起きたことを受け入れ、乗り越える成長物語といった感じ。 理帆子はたしか『スロウハイツの神様』『光待つ場所へ』に出てたはずだけど、高校時代こんな性格だったとは予想もしなかった。大人な女性ってイメージだったから。高校生の理帆子は正直言ってヤな感じの子です。
解説の瀬名さんが「すぐさま共感を得るタイプではない」と書かれているのに、妙に頷いてしまった(笑)

さて、本編のお話。
藤子・F・不二雄先生の『ドラえもん』をこよなく愛し、5年前に失踪した病気の父。出ていく父親をとめなかったことを、理帆子は今でも後悔している。
癌で入院している余命わずかな母。「カワイソメダル」を持った元彼・若尾。理帆子に写真のモデルを依頼する別所あきら。早退した日に偶然電車で出会った郁也。
……こういった人たちと理帆子の間で、まぁ色々とありまして。(思い切って割愛)

一番印象に残るキャラクターは若尾ですね。 大量のお菓子を持ってきて、「リホ、嬉しい?」だもんなーw かなり引いた。弱い人だってのは分かるけど…。
救いは見た目が良いってことか。ドン・キホーテの紙袋を置いて帰るのが怖い。話してないことを知ってるのは、盗聴してたからだろうなぁ…。メールでの文章がだんだん変わっていくのも怖かった。最後には自殺未遂するし、郁也を誘拐(だよね?)するし。理帆子と星を見た思い出の場所に連れてって、投棄されてる冷蔵庫に入れたわけでしょ? 理帆子が見つけてなかったら立派な殺人だよw こんな人に関わったらイカンな(´∀`;)

別所あきらと理帆子の会話は興味深かったです。ドラえもんの話はもちろんだけど、氷に閉じ込められた鯨の話とかもね。理帆子の父が養子であること、あきらが好きな女の子に買ったプレゼントと汐子のブレスレットが出てきた時点で、父親の光(あきら)だろうなーと予想できました。良く考えたら、あきらって理帆子以外と話してないもんねぇ。周りの人には見えてなかったんだろうなー。
なぜ理帆子の前に現れたのかの説明はないけど、理帆子を救うために来たんだろうな。

プロローグとエピローグでは、理帆子が25歳。…8年後なので、郁也は17歳か。2人が出会った時の理帆子の年齢になったのね。もう普通に喋るようになってます。
郁也が理帆子のことを『Sugoku f (すごく・フォルテ)』と言ってて、今の理帆子は全力で頑張ってるんだなーと嬉しく思いました(・v・) 理帆子が見つけた郁也の新しい個性は何だろう。前後のつながりから、私は『Sukoshi Fly(少し・フライ)』かな?と思ったんだけど。「鳥のように」だからflyですよね、きっと。

【登場人物】
芦沢理帆子国立F高校の2年生。誰とでも仲良く付き合うが、心の中では皆を馬鹿に
している。自分は父親に「捨てられた娘」だと思っている。(少し・不在)
芦沢光
(あきら)
理帆子の父でカメラマン。5年前、癌で入院中に失踪した。
(少し・藤子先生)
別所あきらF高校の3年生。新聞部。芦沢光の高校生の姿。理帆子の前に現れ、
写真のモデルを依頼する。祖母が汐子と同じ病院に入院中。父親が家族
を捨て、不倫相手と逃げた過去を持つ。(少し・不健康→少し・フラット)
芦沢汐子理帆子の母。卵巣癌でS市の病院に入院している。切り花を嫌う。
死ぬ直前まで夫の写真集『帆』の編集を行う。(少し・不幸)
若尾大紀理帆子の元彼。司法浪人生で弁護士を目指している。23歳。心療内科に
通っていて、物語後半で病状が悪化し自殺未遂する。(少し・不自由)
カオリ理帆子の友人。チェーンスモーカー。(少し・ファイティング)
美也理帆子の友人。自分を「バカ」だと言う。(少し・フリー→少し・フレンドシップ)
宮原カオリの紹介で出会ったサッカー選手。理帆子のことが好き。(少し・普通)
加世理帆子のクラスメイト。生徒会長。制服廃止運動をしている。(少し・憤慨)
立川理帆子のクラスメイト。高校デビューに失敗したらしい地味な子。
新聞部の部長に片想いしている。(少し・不安)
松永純也理帆子の父の親友。世界的に有名な指揮者で、作曲もする。若々しく精悍
な顔をしている。光が失踪した後、理帆子達の面倒をみてくれている。
妻は楽器メーカーの創始者の曾孫。(少し・不完全)
松永詩織純也の本妻の子。中学生。ピアノを習っているが人並みの腕前。
松永郁也純也と元彼女の間に出来た子。認知はされているが、別々に暮らしている。
小学4年生・9歳。言葉を発さず、病院の話し方教室に通っている。以前、光が
郁也のマンションに同居していたことがある。ピアノが上手く、プレゼントの
お礼に理帆子の前で「沈める寺」を弾く。(少し・不足)
久島多恵郁也と一緒に暮らしている家政婦の老女。優しげな容貌で、歯切れのいい
口調をしている。理帆子と郁也にドラえもんの袋を作る。(少し・フレッシュ)
ふみちゃん郁也と同じ話し方教室に通う女の子。小学4年生。
飯沼稀譚社の社員。汐子のところへ芦沢光の写真集の出版依頼に来る。

【目次】
   プロローグ
第1章  どこでもドア
第2章  カワイソメダル
第3章  もしもボックス
第4章  いやなことヒューズ
第5章  先取り約束機
第6章  ムードもりあげ楽団
第7章  ツーカー錠
第8章  タイムカプセル
第9章  どくさいスイッチ
第10章  四次元ポケット
   エピローグ
   主な参考資料
   解説  瀬名秀明

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tag: 凍りのくじら  辻村深月  講談社 
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『冠・婚・葬・祭』、読了  

冠・婚・葬・祭成人式、結婚、葬式、お盆。日本人なら誰もが経験する儀式だが、思いがけないことが起きるのも、こういうとき。
新人記者が成人式の取材に行く「冠」、引退したお見合いおばさんの縁結びの顛末を描く「婚」、社命で参列のお供をしたおばあちゃんの人生がほの見える「葬」、姉妹が両親を失った田舎の家に集まる「祭」。
さまざまな人生や人間模様が、鮮やかに描かれる連作小説。新・直木賞作家の代表作、待望の文庫化。


冠・婚・葬・祭 / 中島 京子
文庫:255ページ
出版社:筑摩書房
発売日:2010/09
価格:¥609


あれがわたしの最後の仕事。
お父さんもいっしょに行くんですよ。




約1日で読了。
「冠婚葬祭」が脇役の視点で描かれた連作小説。主人公をあえてハズすことで色んな人間模様が見えて面白かった(・v・) 『小さいおうち』も良かったけど、私はコチラの方が好み。 一番お気に入りなのは、「婚」を描いた『この方と、この方』でした。ネタバレ感想は続きでどうぞ▼
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tag: 冠・婚・葬・祭  中島京子  筑摩書房 
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2010年10月 観賞メーター  

【10月の鑑賞メーター】
観たビデオの数:5本
観た鑑賞時間:977分


【感想】
あんまり思いつくことないなぁ…。あ、『ホリデイ』好きです。(何度でも言う)
ジュード・ロウがあんなに泣き虫な役だったことをすっかり忘れてた。
そしてチョイ役でジェームズ・フランコ&リンジー・ローハン、ダスティン・ホフマンが
出てた。なかなか豪華。

私はクリスマスが近づくと毎年『ラブ・アクチュアリー』を観ます。
何度見てもあの告白シーンは泣ける。今年も観るぞ!


ホリデイホリデイ
★5。 @BS。 恋愛に行き詰った女性2人が、2週間限定で家を交換し合うお話。 久しぶりに観たけどやっぱり好きだなぁ。ジャック・ブラックの役がすごくキュート。今後どうなるのかは判らないけれど、4人が笑顔で終わるのが良い。
鑑賞日:10月25日 監督:ナンシー・メイヤーズ

ハプニング (特別編) [DVD]ハプニング (特別編) [DVD]
★2.5。 @WOWOW録画分。 原因が判らないまま大都市で続々と人が死んでいく。エリオットは人がいないところへと逃げるが・・・。 最初の工事現場の集団飛び降りが一番衝撃的。最後まで観ても原因が判らないし反撃もないので、それがOKな人でないと楽しめない映画。ある意味シャラマンらしい作品。
鑑賞日:10月23日 監督:M・ナイト・シャマラン

バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション [DVD]バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション [DVD]
★4。 @WOWOW録画分。 大統領狙撃事件を色んな人の視点で追う映画。 時間が何度も巻き戻り、その度に新事実が。 あんなハイテク狙撃は初めて観たw いやーでも面白かったです。
鑑賞日:10月23日 監督:ピート・トラヴィス

チーム・バチスタの栄光チーム・バチスタの栄光
★3.5。 @TV。 バチスタ手術中に連続して患者が死に、不定愁訴外来(内科)の先生が調査を依頼されるお話。小説同様、白鳥が来てからの展開が面白い。でもやっぱり田口先生は男の人の方がピッタリくる。
鑑賞日:10月09日 監督:中村義洋

Harper's Island: The Dvd Edition (4pc) (Ws Ac3) [Import]Harper's Island: The Dvd Edition (4pc) (Ws Ac3) [Import]
★3。 @WOWOW録画分。 過去に連続殺人事件があった地元の島。そこで結婚式をあげるカップルのため、友人達が集まるが・・・。 次々に人が消えて行くのに、招待主がそれを不思議がらないのがおかしい。『スクリーム』っぽい感じかな。そこそこ楽しめた。
鑑賞日:10月03日 監督:Craig R. Baxley,Guy Norman Bee,James Whitmore Jr.,Jon Turteltaub,Rick Bota

鑑賞メーター

category: 観賞メーター

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2010年10月 読了本/読書メーター  

【10月の読書メーター】
読んだ本の数:45冊(小説15冊、マンガ28冊、エッセイ2冊)
読んだページ数:10,304ページ


【感想】
今月はマンガの再読が多かったですねぇ。ぶっ通しで読むと、その世界に浸れるので更に面白かった。そして『町で噂の天狗の子』が良かった。瞬ちゃんの笑顔が最高です♥ 続き出るのが楽しみ(^ω^)
小説では『謎解きはディナーのあとで』『グラスホッパー』&『マリアービートル』が面白かったです。再読した『神様のカルテ』 も好き。

チェンジ

読書メーターの画像でこっそりハロウィン気分を楽しんでました。
11月に入ったので、今はクリスマス仕様(´v`)


おやすみラフマニノフ (『このミス』大賞シリーズ)おやすみラフマニノフ (『このミス』大賞シリーズ)
★3.5。 秋の演奏会を控え、音大生の晶は初音と共に練習に励んでいた。ところが完全密室で保管されていた、時価2億円のチェロ・ストラディバリウスが盗まれてしまい・・・。 このミス大賞受賞作『さよならドビュッシー』の探偵役・岬洋介が登場する2作目。 前作よりもさらにミステリー要素が減ったような気が・・・。ミステリ部分はラスト30ページほどで解決ですねw 描写は綺麗なんだけど、曲を全く知らない人には数ページにわたる音楽描写はキツイかもしれない。CDを聴きながら読むと楽しいと思います。
読了日:10月31日 著者:中山 七里

ちょんまげぷりん (小学館文庫)ちょんまげぷりん (小学館文庫)
★3.5。 シングルマザーの遊佐ひろ子は、お侍の格好をした謎の男と遭遇する。男は180年前の世界からやってきたお侍で、木島安兵衛と名乗った・・・。 江戸の侍が現代にやってくるタイムトラベルもの。 恋愛よりも仕事に重点が置かれた作品だったのは意外で少し残念だったけど、「やり甲斐」を覚えて活き活きとする安衛兵と、彼に鍛えられてぐんぐん男らしくなる友也が良かったです。サクサク読めて面白かった。
読了日:10月29日 著者:荒木 源

屍鬼 9 (ジャンプコミックス)屍鬼 9 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月28日 著者:藤崎 竜

屍鬼 8 (ジャンプコミックス)屍鬼 8 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月28日 著者:藤崎 竜

屍鬼  7 (ジャンプコミックス)屍鬼 7 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月28日 著者:藤崎 竜

屍鬼 6 (ジャンプコミックス)屍鬼 6 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月28日 著者:藤崎 竜

往復書簡往復書簡
★4。 高校卒業以来、10年ぶりに放送部の同級生が集まった地元での結婚式。女子4人のうち1人だけ欠けた千秋は、行方不明だという・・・。 手紙で徐々に明かされていく過去。湊さんらしい毒舌は控えめで、新しいことに挑戦されているのが良いと思います。 掲載順が「十年後の卒業文集」→「十五年後の補習」→「二十年後の宿題」だった方が読後感がスッキリするのになぁ、と少し残念に思いました。
読了日:10月27日 著者:湊 かなえ

屍鬼 5 (ジャンプコミックス)屍鬼 5 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月26日 著者:藤崎 竜

屍鬼 4 (ジャンプコミックス)屍鬼 4 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月26日 著者:藤崎 竜

屍鬼 3 (ジャンプコミックス)屍鬼 3 (ジャンプコミックス)
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読了日:10月26日 著者:藤崎 竜

屍鬼 2 (ジャンプコミックス)屍鬼 2 (ジャンプコミックス)
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読了日:10月26日 著者:藤崎 竜

屍鬼 1 (ジャンプコミックス)屍鬼 1 (ジャンプコミックス)
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読了日:10月26日 著者:藤崎 竜

トッカン―特別国税徴収官―トッカン―特別国税徴収官―
★4。 税金滞納者から問答無用で取り立てを行う皆の嫌われ者「徴収官」。京橋税務署に所属する鈴宮深樹(通称ぐー子)は、冷血無比なトッカン・鏡雅愛の補佐として、今日も取り立てに奔走していた・・・。 映画『マルサの女』みたいな感じで、税に関わる仕事がどんなものか分かります(部署は全く違うけど)。 ぐー子&鏡の過去など、予想以上に厳しい面を含んだストーリーだった。もう少し甘みがあっても良かった気がする。
読了日:10月26日 著者:高殿 円

マリアビートルマリアビートル
★5。 息子の復讐に燃える元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。ツキのない殺し屋「七尾」。彼らはそれぞれの思惑のもとに盛岡行きの新幹線に乗り込むが・・・。 『グラスホッパー』の続編。久しぶりに「面白い!」と言い切れる伊坂作品でした。終盤で予想外の殺し屋が活躍してビックリ。最後の"復活"も気が利いてて良かった。 今回はトーマス好きの檸檬に何度笑わされたことか。 蜜柑と檸檬の「口に出さないコンビ愛」に胸がギュッとなりました。
読了日:10月25日 著者:伊坂 幸太郎

二度寝で番茶二度寝で番茶
★4。 「すいか」 「野ブタ。をプロデュース」など、私が大好きなドラマの脚本家・木皿泉さんの初著書。 大福さんとかっぱさんが家族、愛、自由、笑い、お金、個性、もの作り、生きること死ぬこと・・・様々な事を語っています。グサリと刺さる部分あり、ほんわか出来る部分ありで面白かったです。次は小説を読みたいなぁ。
読了日:10月23日 著者:木皿 泉

一億円もらったら (新潮文庫)一億円もらったら (新潮文庫)
★4。 再読。味のある宮島&田ノ倉コンビが素敵。
読了日:10月21日 著者:赤川 次郎

神様のカルテ神様のカルテ
再読
読了日:10月21日 著者:夏川 草介

悪の教典 下悪の教典 下
★4。 自分の邪魔になる存在を次々と消していく蓮実。夏休み中、2年4組の生徒は文化祭の準備で学校に泊まるが・・・。 上巻でもかなりの人数を殺してるのに、下巻ではさらに殺人ペースが上がります。 生徒も考え方の違いで行動が随分違いますね。 殺戮シーンに気を取られて読んでしまったので、最後を読んで「あぁ、あれ伏線だったのかw」と思った。
読了日:10月19日 著者:貴志 祐介

悪の教典 上悪の教典 上
★4。 とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか・・・。 生徒からも同僚からも信頼を得ている教師・蓮実が、自分に都合の悪いモノをどんどん消していく。 ハスミンの授業は狙いすぎてる感じでキモかった。 上巻でこれだと下巻はどうなっちゃうんだろう。読んで気持ちの晴れる作品ではないけど、気になるので続けて読みます。
読了日:10月18日 著者:貴志 祐介

神様はじめました 7 (花とゆめCOMICS)神様はじめました 7 (花とゆめCOMICS)
★4。 出雲で行われる神議(かむはか)り。巴衛と瑞希は、どちらが奈々生のお供になるかでモメはじめ・・・。 瑞希がメインの東京編、巴衛と遊園地編、神議りに行く出雲編が収録されてます。徐々に奈々生に惹かれてる巴衛。照れた顔が可愛かったー。続きが気になる終わり方。
読了日:10月18日 著者:鈴木 ジュリエッタ

絶叫委員会絶叫委員会
★4。 筆者が日常の中で見聞きした言葉を紹介する本でした。 一番印象に残ったのは「シーズ犬」かなぁ。 「女性の衰え」の反例に出される八千草薫さんが羨ましいです(笑) クスッと笑える言葉が多く、サラッと読めました。
読了日:10月16日 著者:穂村 弘

グラスホッパー (角川文庫)グラスホッパー (角川文庫)
★4。 元教師の鈴木は、妻を殺した男・寺原の会社に復讐目的で入社する。ところがある日、寺原は鈴木の目の前で「押し屋」と呼ばれる殺し屋に殺されてしまい・・・。 先日読んだ平山さんの『DINER』が面白かったので、殺し屋が主人公の作品にチャレンジ。 鈴木、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの殺し屋「蝉」の視点で描かれた小説でした。 残虐な描写はほとんどなく、軽妙な会話が目立ちます。蝉が一番好きだったので少し残念なトコはあるけど、意外なラストで面白かった。
読了日:10月15日 著者:伊坂 幸太郎

テガミバチ 11 (ジャンプコミックス)テガミバチ 11 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月15日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ 10 (ジャンプコミックス)テガミバチ 10 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月15日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ  9 (ジャンプコミックス)テガミバチ 9 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月15日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ 8 (ジャンプコミックス)テガミバチ 8 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月14日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ 7 (ジャンプコミックス)テガミバチ 7 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月14日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ 6 (ジャンプコミックス)テガミバチ 6 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月14日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ 5 (ジャンプコミックス)テガミバチ 5 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月13日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ 4 (ジャンプコミックス)テガミバチ 4 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月13日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ 3 (ジャンプコミックス)テガミバチ 3 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月13日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ 2 (ジャンプコミックス)テガミバチ 2 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月13日 著者:浅田 弘幸

テガミバチ 1 (ジャンプコミックス)テガミバチ 1 (ジャンプコミックス)
再読
読了日:10月13日 著者:浅田 弘幸

乙女の密告乙女の密告
★3。 京都の大学で『アンネの日記』を教材にドイツ語を学ぶ乙女たち。バッハマン教授のもと、スピーチコンテストに向け暗記に励むが・・・。 『アンネの日記』を読んだことがない私が読むべきではなかったのか、途中から理解できない部分がチラホラ・・・。 大学内で噂が一人歩きする様子がなんとも怖い。芥川賞作品とは相性悪いなー。
読了日:10月11日 著者:赤染 晶子

謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで
★5。 国立署の刑事・宝生麗子はブーツを履いたまま死んだ被害者の事件に悩んでいた。帰宅後、執事の影山に事件の話をしてみたら・・・? プロの探偵か野球選手になりたかったという執事が安楽椅子探偵の小説でした。 麗子は世間ズレしてないお嬢様なので、影山も文句が言いやすいのかも? 2人のやりとりがとても楽しいです。風祭刑事も良い味出してました。 続編があれば是非読みたいです♪
読了日:10月11日 著者:東川 篤哉

ひかりの剣ひかりの剣
★4。 「東城大の虎」と呼ばれる剣道部主将・速水晃一。かたや、「帝華大の伏龍」と呼ばれた清川吾郎。二人の間には医鷲旗をめぐる伝説の闘いがあった。 海堂さんが書いたスポコン小説。 いつものような医療への問題提起はほぼなし。速水先生は剣道一筋だったんですねぇ。 高階病院長好きなので楽しめました。出来れば『ブラックぺアン1988』読了後に読むことをオススメします。
読了日:10月11日 著者:海堂 尊

町でうわさの天狗の子 7 (フラワーコミックスアルファ)町でうわさの天狗の子 7 (フラワーコミックスアルファ)
★5。 バレンタイン用のチョコ作りを頑張る秋姫。ところが肝心の渡す相手が決まらない。当日、瞬ちゃんと帰り道で一緒になった秋姫は・・・。 瞬ちゃんの笑顔に心奪われましたー。大好き。 バレンタイン後のミドリちゃんと紫君、三郎坊と赤沢ちゃんはいつか描かれるのかなぁ・・・?すごく知りたいんですがw 栄介君の発言が気になるけど、こんな平和な日々が長く続いて欲しいです。
読了日:10月09日 著者:岩本 ナオ

野良女野良女
★4.5。 恋も仕事も夢見る少女じゃいられない。アラサー女子が笑って泣いて仲間と飲んで、明日もがんばる痛快作。 5人の女性が出てきて、下ネタ中心の会話を繰り広げる作品。これだけ本音を語れる友達がいることが一財産ですよねー。 宮木さんらしく、笑えるし考えさせられる部分もある作品。また別の著書も読んでみます。
読了日:10月08日 著者:宮木 あや子

写楽 閉じた国の幻写楽 閉じた国の幻
★3.5。 浮世絵の研究者・鈴木は、ファンレターがきっかけで一枚の肉筆画と出会う。事故で息子を亡くした鈴木は「写楽」の正体を探ることに没頭しはじめ・・・。 わずか十ヶ月間の活躍ののち忽然と姿を消した「東洲斎写楽」に迫るお話でした。面白い情報をたくさん知れたけど、正直長い! 主役がネガティブだし…。反対に江戸っ子の蔦重さんはかっこ良かった。作者自身この結末に心残りがあるようなので、短い続編なら読んでみたいです。
読了日:10月07日 著者:島田 荘司

バクマン。 10 (ジャンプコミックス)バクマン。 10 (ジャンプコミックス)
★4。 大人気作家目指して、自ら連載を終わらせた最高と秋人。2人は服部が裏でアドバイスしていることを知らないまま、港浦の提案通りに新連載の準備を始めるが・・・。 自分たちの行動をヒントにすぐアイデアを出せる秋人は才能あるなぁ。 巻が進む度、香耶が可愛く見えてくる。良い奥さんですね。 岩瀬&服部さんが面白かったー。 次巻から3人で再出発!頑張ってほしいです。
読了日:10月05日 著者:小畑 健

神様はじめました 6 (花とゆめCOMICS)神様はじめました 6 (花とゆめCOMICS)
★4。 奈々生のもとに出雲で開かれる神様達の会議「神議り」への召喚状が届く。その出席権をかけて、奈々生は現人神と呼ばれる少女・柊香夜子と競うことになるが・・・。 新キャラが3人ほど登場。少しずつ巴衛の気持ちが変化してるようで嬉しい^^ 自分の力で頑張ろうとする奈々生が好きです。 和服好きなので、巴衛には常に着物でいてほしいなーw
読了日:10月05日 著者:鈴木 ジュリエッタ

屍鬼 9 (ジャンプコミックス)屍鬼 9 (ジャンプコミックス)
★5。 尾崎敏夫は桐敷千鶴と共に霜月神楽に参加し、ある計画を実行に移そうとしていた・・・。 敏夫編3話+静信編1話を収録。ついに「屍鬼狩り」が始まりました。迫力あるなぁ。 敏夫が操られなかった理由も納得できたし、マンガオリジナルなりに辻褄あってますね。 大川の親父さんが色んな意味ですごかった。デカすぎるw 不謹慎だけど、かおりの行動には笑ってしまった。次巻が楽しみです。
読了日:10月05日 著者:藤崎 竜

テガミバチ 11 (ジャンプコミックス)テガミバチ 11 (ジャンプコミックス)
★5。 元館長・ロイドは鎧虫から「略奪者」のジールを救出する。ロイドに頼まれ、ジギー・ペッパーはザジを連れ鎧虫を追うが・・・。 ジギーのセリフがかっこ良すぎる!! シビれてしばらくジギーの顔を眺めちゃった(笑) ザジが大好きなので、今回の展開は嬉しい限り。 ゴーシュも素敵でした。そしてヘイズルは良い人だったw テガミバチの能力は色んな種類があって面白い。 え゛ーマジで・・・というラストだったので、続きが早く読みたいです。
読了日:10月05日 著者:浅田 弘幸

黒執事(10) (Gファンタジーコミックス)黒執事(10) (Gファンタジーコミックス)
★5。 ファントムハイヴ家で起きた連続殺人事件。シエルは小説家・アーサーと共に事件解決に乗り出すが、そこに13人目の人物が現れて・・・!? セバスチャンがいなくなってどうなるのw と思ったけど、ミステリー好きには楽しめる1冊でした。イギリスの某有名探偵を思わせる描写がいくつもあるので楽しかった♪ 一番の見どころは執事のタナカさん。めちゃくちゃかっこ良かった! さすがファントムハイヴ家の執事。次巻が楽しみ。
読了日:10月01日 著者:枢 やな

30日間世界一周!(3)30日間世界一周!(3)
★5。 30日間世界一周!の完結編。 銚子の漁師にはゲンナリだったみたいだけど(笑)、旅慣れて運気UP出来てそうな旅でした。そして「やなせたかし先生」のすごさに気づきましたw これを読んでると世界一周したくなります~。私もいつか行きたいなー。また2周目も読みたいです!
読了日:10月01日 著者:水谷 さるころ

読書メーター

2010.10読書メーター

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『格闘する者に○』、読了  

格闘する者に○藤崎可南子は就職活動中。希望は出版社、漫画雑誌の編集者だ。
ところがいざ活動を始めてみると、思いもよらないことばかり。「平服で」との案内に従って豹柄ブーツで説明会に出かけると、周りはマニュアル通りのリクルートスーツを着た輩ばかりだし、面接官は「あーあ、女子はこれだからなー」と、セクハラまがいのやる気なし発言。
これが会社? これが世間てもの? こんな下らないことが常識なわけ? 悩める可南子の家庭では、また別の悶着が…。
格闘する青春の日々を、斬新な感性と妄想力で描く、新世代の新人作家、鮮烈なデビュー作。


格闘する者に○ / 三浦 しをん
単行本:237ページ
出版社:草思社
発売日:2000/04
価格:¥1,470


「たとえ『毎日が夏休み』になっても、自分を信じて生きていこうと思います」



約1日で読了。 ※ネタバレあり

三浦しをんさんのデビュー作。就職活動がメインかと思ってたけど、藤崎の家系が政治家で「家族会議」があったり、70歳前後の恋人が登場したりと意外な展開のある本だった。
結局、可南子が就職できたのかはハッキリしないけど、私はこの終わり方で文句ないです。しをんさんらしさがあって好きな作品です。友達との学食でダラダラ会話してるトコも良いなぁ。SPI試験をスパイ試験と呼んでしまうの、なんだか分かるなー。

あ、タイトルの「格闘する者に○」というのは、可南子が就職試験に行った出版社の社員が「該当」を「かくとう」と言い間違えたことからきてます。「カクトウするものに○」ね。
冒頭の「塔にいる王女が象を連れた男たちから一人を選ぶ」話は、可南子が就職試験で創ったもの。象が男性の象徴って発想がすごいなーw

私はしをんさんの描く可愛い「お年寄り」が好きなんです。タネおばあさんとか、西園寺さんとか。どちらも素敵さがにじみ出ている。

「会社に入る子はたくさんいるかもしれんが、
  こんなじいさんに心から愛される若い娘は、少ないものだよ」

「それを言うなら、若い娘に心から愛されるおじいさんの方が少ないです」


実際、この年齢差でこれを言い合ってたら怖いものがあるけど、小説内の2人の性格を考えると不思議と違和感がなく素直に相思相愛なんだな、と思えます。可南子が西園寺さんとの交際を周りにオープンにしてたから余計そう思うのかも。周りの人がほとんど反対しないのも不思議な話だなぁ~(笑)
西園寺さんが書いた「脚」の書には潔さを感じたw こだわりもここまでいけばカッコイイんじゃないか?

【登場人物】
藤崎可南子……主人公。大学4年生で就職活動中。
藤崎旅人……可南子の腹違いの弟。高校生。
(義母)……可南子の義理の母。健二の後妻。
藤崎健二……可南子の父。政治家。神経質な顔だが実は大雑把。
          別居しているが妻との仲は悪くない。
谷沢……健二の秘書。旅人を気に入り世話を焼いている。妻子持ち。
二木……可南子のクラスメイト。最近自分が同性愛者であることに気付いた。
       松嶋先生に惚れている。旅人にパソコンを教えている。
砂子……可南子のクラスメイト。美人。
笹本……通称・情報君。可南子にノートを借りようと話しかけてきた男。
西園寺……可南子の恋人。書道家。推定65~70歳。勉強のため中国へ旅立つ。
タネおばあさん……可南子と同じ街に住む90歳すぎの老婆。
忍・寿……近畿地方の山奥で林業に携わる青年たち。去年の夏に
       祭がきっかけで可南子達と出会った。

【目次】
一、志望
二、応募
三、協議
四、筆記
五、面接
六、進路
七、合否

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