文藝春秋 - sailing day

sailing day

加納朋子 『トオリヌケキンシ』  



●トオリヌケ キンシ
「トオリヌケ キンシ」の看板の先に行ってみると、そこは同級生の女の子・あずさの家に繋がっていた。あずさのお祖母さんにおやつを出してもらい、それにつられて遊びに行くようにになって、一緒に犬を飼って…。
その十年後くらい。男の子(田村陽)の方が引きこもりになってて、あすさが会いに来る。昔、あずさは場面緘黙症で、陽のお陰でそれが治ったらしいことを話す。

●平穏で平凡で、幸運な人生
共感覚を持った女子高生。数年後、彼女が結婚して子供を産んで、子供をつれて夫と沖縄に行った時に、子供を乗せたレンタカーを盗まれる。犯人の女はレンタカーをCM撮影の現場まで盗んで持っていった。
たくさんの同じ車の中から「赤ちゃんが乗っています」のプレートを目印に子供を見つけた。

●空蝉
優しかった母親がある日から意地悪で暴力的になったため、本当の母親が悪い化け物に食べられたと思い込んでいた子供時代。新しいお母さんが来てお弁当を作ってくれるが、ミートボールだけは食べられない。その頃は、心の中の友達のタクヤと仲良くしていた。
大学生になり、バイトから帰ったある日、母親の様子がおかしかったので、昔の母親が化け物に食べられた時のような恐怖を覚えて、先輩に相談する。
先輩が、昔の母親は脳腫瘍のせいで性格が急変したんだと説明。そして昔の母親=新しい母親が同一人物だと説明がある。
タクヤは子供が想像で作り出した人物じゃなくて、先輩だったのかw 元の親が子育て放棄したから、育ての親のところで新しい名前で人生再スタートさせたらしい。スゴイなぁw

●フー・アー・ユー?
相貌失認の高校生男子が、隣のクラスの女の子に突然告白されて…。女の子の方は、わりと美人なのに醜形恐怖症だったらしい。
なんかまぁ、最終的にほんわかする話で良かった。

●座敷童と兎と亀と
ご近所の整体へ通うようになって、兎野(主婦)は亀井という老夫婦と知り合う。旦那さんが脳梗塞で倒れたあと、奥さんがくも膜下出血で倒れて先に亡くなる。
その後、退院した旦那さんは、自宅で女の子の座敷童の気配に気づき、兎野に相談する。
兎野の息子が、亀井が半側空間無視になっていると指摘。
女の子(珊瑚)は座敷童ではなく、亀井夫婦の死んだ息子の子供で、珊瑚の母親が亀井宅に置いていった子だった。母親の彼氏のDVが酷いらしい。
最終的に亀井のおじいさんと珊瑚、珊瑚の母親が一緒に暮らし始めた。

●この出口の無い、閉ざされた部屋で
引きこもりの主人公・伊東が、明晰夢の中で女の子・緑野に告白される…。そんな話かと思ったら、主人公は引きこもりじゃなくて白血病で無菌室にいるんだった(汗)
隣の部屋にいた女の子が、主人公に向けて囁いてたらしい。ちなみに主人公の友達が、前の話に登場した兎野さんの息子。
兎野の息子に「半側空間無視」を教えたのは主人公かぁ。伊東は父親からの骨髄移植を受けて無事退院するが、緑野はもう亡くなっていた。病院が預かっていた緑野のラブレターを伊東に渡す。
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横山秀夫 『64』 読了  

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池井戸潤 『オレたち花のバブル組』 読了  

オレたちバブル入行組東京中央銀行営業第二部次長の半沢は、巨額損失を出した老舗のホテルの再建を押し付けられる。おまけに、近々、金融庁検査が入るという噂が。金融庁には、史上最強の“ボスキャラ"が、手ぐすねひいて待ち構えている。一方、出向先で、執拗ないびりにあう近藤。また、精神のバランスを崩してしまうのか……。空前絶後の貧乏くじをひいた男たち。そのはずれくじを当りに変えるのは自分次第。絶対に負けられない男たちの闘いの結末は?!

前作の「オレたちバブル入行組」から、責任もピンチもパワーアップして帰ってきました。連載時とは結末もキャラクターもがらりと変わり、ほろ苦さも加わったバブル組をお楽しみください。


オレたち花のバブル組 / 池井戸 潤
単行本:323ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2008/6/13
価格:¥1,800


読了日:2014年4月14日

これまたあらすじと登場人物はwikiを見てね。

第2弾では、経営不振の老舗ホテルの再建と金融庁検査がメイン。それから、半沢と同期の近藤が出向してる会社も絡んできます。
毎回内部に敵が潜んでるよね~w 今回は常務の大和田が妻の会社にお金を援助したいけど、直接援助できない→ワンクッション(他の会社=タミヤ電機)置いて妻の会社へ融資してた。 いつも思うけど、池井戸さんの本って悪い人が最後まで悪いから、憎みやすくて良いわww

あとさー、金融庁の黒崎? 岸川部長の娘の婚約者だってwww 思わぬところから情報漏らすなよwww 自分の身内だけ良けりゃそれでいいんかいwww 黒崎が嵌められたときはスカッとした(笑)

伊勢島ホテルは結局、外資系ホテルチェーンの傘下に入ってブランドを守った…はず。 ←読んでから2ヶ月近く経って感想書いてるから記憶に自信なしw
近藤は自分の立場も考えて、半沢を裏切ったような面もあったけど、それが現実だよね(´-`) その後の生活考えたら、やりたいことやって会社に残るの無理そうだし。

2冊目が始まった時点で、半沢の肩書は「東京中央銀行営業第二部次長」だったけど、次は出向になるみたいね。3冊目も読むぞ~ \(^o^)/

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tag: オレたち花のバブル組  池井戸潤  文藝春秋  半沢直樹 
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池井戸潤 『オレたちバブル入行組』 読了  

オレたちバブル入行組崩壊した銀行神話。給料は下がり、ポストも減り、逆境にさらされるバブル入行組の男たちの意地と挑戦を鮮やかに描く痛快エンターテインメント小説。

オレたちバブル入行組 / 池井戸 潤
単行本:317ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2004/12/10
価格:¥1,800


読了日:2014年4月10日

あらすじと登場人物はwikiで見てね。

半沢が暴くのは、計画倒産と隠し財産。
計画倒産に関わってたのが、強引に契約を取ってきた上司っすか…(´-`;) 海外に財産を隠すって普通にやることなのかな~。全部探し出すのに時間がかかりそうw

元々、浅野と東田が中学校時代の知り合いだったから、この計画が考えられたみたい。
浅野さんよぉ…。投資に失敗した穴を、計画倒産したお金で埋めるってw 銀行マンなのにww

個人的にお気に入りだったのは、連鎖倒産した町工場の社長・竹下。粘り強く東田を張ってたお陰?で写真撮れたり、車の中のティッシュ箱を見つけたり、愛人関係を調査したりできたもん。半沢には自由時間が少ないから、竹下の協力がありがたかったはず。

続けて2冊目も読みます~ \(^o^)/

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三浦しをん 『まほろ駅前狂想曲』 読了  

まほろ駅前狂想曲まほろ駅前で起きる、混沌と狂乱の大騒ぎ!

まほろ市で便利屋稼業を営む多田と行天。ある日多田は行天の元妻から子供を無理やり預けられて困惑する。待望のシリーズ第三弾。


まほろ駅前狂想曲 / 三浦 しをん
単行本:468ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2013/10/30
価格:¥1,785


読了日:2014年2月17日



【登場人物】

多田……便利屋。バツイチ。以前、亜沙子に惚れている。
行天……多田便利軒の居候。多田とは高校の同級生。
ルル、ハイシー……多田便利軒の客。時々遊びに来たり、助けてくれたりする。
三峯凪子……行天の元妻。同性のパートナーがいる。仕事のため、はるを多田便利軒に預けて海外へ行く。
三峯はる……凪子の娘。(行天のDNAも受け継いでいる)
星良一……健康オタクの薬売り。
伊藤、筒井、金井……星の手下。
曽根田のばあちゃん……便利屋でお見舞いを依頼されて知り合ったおばあさん。時々認知症がひどくなる。
田村由良……以前、多田便利軒のお世話になったことがある小学生。
松原裕弥……由良の友達。母親がHHFAの活動にハマっていて、野菜つくりの手伝いをさせられている。
柏木亜沙子……キッチンまほろの女社長。亡夫の遺品整理を多田便利軒に依頼したことがある。
岡……多田便利軒の常連客の老人。地主。横中バスの間引き運行を疑っている。
中野修二……岡が貸切った横中バスの運転手。
HHFA……家庭と健康食品協会の略。

物語は正月明けからスタート。ルルとハイシーが多田便利軒におすそ分けを持ってくる。←駅前で野菜を売ってるHHFAの野菜で作った煮物とか

今回はHHFAという団体が登場して、HHFA関連で話が進んでいきます。行天の過去とも繋がってる。
駅前に立って野菜を売るのをやめさせたい岡山組(ヤクザ)が星に依頼。星が農薬を使ってるのか調査して、その証拠写真を撮るため、下請けで多田に畑の監視を依頼。

また、三峰凪子からの依頼で、多田は凪子(と行天)の娘・はるを預かる。行天は自身の過去の体験から、子供の相手に向かないと逃げていたけど、徐々に慣れる。多田と亜沙子は少しずつ近づき、男女の仲になる。

ある時、多田たちは由良と裕弥に出会う。裕弥はHHFAの活動で駅前に立つのを嫌がっているため、行天が塾の講師のフリをして畑から連れ出す計画を考える。裕弥を助けるため訪れたHHFAの畑は、岡がHHFAに貸している土地で、岡邸の目の前だった。
岡は横中バスの間引き運行に業を煮やし、バスを1台貸し切って近所のご老人たちと本社へ抗議へ行こうとする。そのバスに塾講師を装った行天、裕弥、行天が連れてきたはるが成り行きで乗車してしまう。

降りたいという行天の希望を岡は拒否。お盆で横中バスの本社には人がいないことを知り、岡は行き先を変えることにする。紆余曲折あり、結局まほろ駅前の近くでバスを止める。

HHFA、星の手下と一緒にHHFAの活動を邪魔していた多田、岡たち老人などが入り乱れ、駅前は騒ぎになる。HHFAの若者が怒って鎌?を振り回した。はるを守ろうとした行天が手を出し、高校生の時に切断した小指がまた切れて吹っ飛んだ。

多田は指が接合しやすいように、拾って冷やした。行天は救急車で運ばれる。
小指はなんとかくっついた。多田は凪子から貰っていたお金を入院費として行天に渡す。その翌日に行天は病院から姿を消す。長い間、行天は行方不明だったが、物語の最後(年末)に多田便利軒と同じビルの2階に引っ越してくる。(元は鍼灸マッサージ「元気堂」があったところ)
実は柏木亜沙子の家にこっそり住ませてもらってて、星の勧めで探偵事務所を開くらしい。皆で年末パーティー状態。

「おかえり、行天」
「うん、ただいま」


行天、素直になったなー(´▽`)




前からお気に入りだった岡老人が、今回も振りきれてて面白かったww 間引き運行してないのにw どうしてそこまで横中バスを目の敵にするのww 最終的に奥さんにこっぴどく怒られたみたい(笑)

多田がご近所で軽く聞取りした結果、行天の母親が、新興宗教団体『天の声教団』(通称『声聞き教』)にハマっていたことが分かる。星の話も合わせて考えると、『声聞き教』は10年前に空中分解した。HHFAの沢村(?)は以前『声聞き教』にいて、子供の頃の行天を知っているみたい。行天は『声聞き教』の「神の子」の中では優秀だったようです。ふ~む。

行天は、自分が子供を傷つけるんじゃないかと思ってたけど、とっさにはるちゃんを守ったんだもん。すごいすごい。以前の危うげで尖った印象から少し丸くなって良い感じ。


物語途中での、行天と曽根田のばあちゃんの会話
「でも、俺はあんたのこと、なるべく覚えているようにする。あんたが死んじゃっても。俺が死ぬまで。それじゃだめ?」
「それはいいね」


行天が行方不明になってから、裕弥と多田の会話
「俺はきっとギョーテンさんのことを覚えてます。ギョーテンさんが言ったこと、俺にしてくれたこと。ずっと忘れない」
「行天はきみに、なんて言った?」
「正しいと感じることをしろ、って。だけど、正しいと感じる自分が正しいのか、いつも疑え、とも言いました」


行天が言ったことと同じようなこと言われてるの。ほっほー(´艸`)

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万城目学 『とっぴんぱらりの風太郎』 読了  

とっぴんぱらりの風太郎天下は豊臣から徳川へ―。
重なりあった不運の末に、あえなく伊賀を追い出され、京(みやこ)でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎。
その人生は、1個のひょうたんとの出会いを経て、奇妙な方向へ転がっていく。やがて迫る、ふたたびの戦乱の気配。
だましだまされ、斬っては斬られ、燃えさかる天守閣を目指す風太郎の前に現れたものとは?


とっぴんぱらりの風太郎 / 万城目 学
単行本:752ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2013/9/28
価格:¥1,995


読了日:2014年1月20日


●第一章
風太郎が采女様の命令で黒弓と一緒に城に忍び込む。そこで蝉左右衛門と対決したりする。それが原因で伊賀を追われる。

●第二章
1年半~2年くらい経った頃、京の都(吉田山)に住む風太郎のところに黒弓が訪ねてくる。二人で町へ出た時に月次組(つきなみぐみ)の残菊を見る。
自宅で因心居士と名乗る老人が現れ、渡された蛾の粉を吸い込む。萬屋に頼まれたひょうたんを届けるため、産寧坂にあるひょうたん屋・瓢六へ行くことを決める。

●第三章
風太郎は瓢六に店で働かないかと誘われる。
ある日、風太郎の家に女の姿で現れた因心居士に、ひょうたんを育てて大阪の果心居士のところへ連れて行けと言われる。
芥下が吉田山を訪ねてきて、手間賃を払うからひょうたんを育てろという。
瓢六で荷運びの手伝いを始めた風太郎は、店の使いで高台寺へ行く。そこで常世を見つける。

●第四章
因心居士が風太郎を操るために蛾の粉を吸わせたことを話す。ひょうたんを育てているある日、吉田山の家に常世が訪ねてきて、突然襲われる。瓢六の使いで高台院屋敷を訪ねると、高台院様が現れ、お茶を飲ませてくれ頼み事をされる。物忌みの君を祇園会へ連れて行くことを頼まれる。
因心居士がひょうたんのような体型の男の姿で現れ、この男を死なすなと言い、果心居士と元はひとつであったこと、吉田山に祀られて(封じられて)いることを話す。
黒弓を誘い、物忌みの君=ひさご様の護衛をする。その際、顔を見られぬよう、かぶき者の格好をして化粧する。
祇園社の竹の坊で蹴鞠をして新記録を出す(618回)。その後、月次組の残菊たちに囲まれるが、黒弓の火薬玉などでなんとか逃げ切る。

●第五章
いくさ(徳川vs豊臣)が始まりそうな雰囲気になる。百が現れて伊賀の忍びに戻らないかと誘われる。瓢六へ行くと、既に主人の瓢六はいなくなっていた。瓢六は元は忍びで、伊賀へ戻ったと義左衛門が言う。瓢六は萬屋の出張所?のようなものだったらしい。
ある日、因心居士がひょうたんの姿のまま語りかけてくる。名工にひょうたんを粧わせろと言い、高台院に紹介を頼めと言う。

●第六章
風太郎は高台院屋敷へ侵入し、「ねずみのひげ」の話を出してひょうたんに細工する人への紹介状を書いてもらう。(ねずみのひげ=高台院の下腹部にあるほくろに生えた毛のこと)
風太郎は紹介されて本阿弥光悦のところを訪ねるが、いくさの間は心が乱れるからだめだ、いくさが終わってから来いと言われる。
ある日、芥下が訪ねてきたので、彼女が忍びだったことや親が亡くなった時の話を聞く。芥下が持ってきてくれた黒弓の手紙を受けて風太郎は堺へ行くが、それは蝉の書いた偽物だった。
采女様の命令に従って村を焼き払う際、風太郎は男とその幼い娘を殺してしまう。
風太郎はいくさの時に母親を呼びながら死んでいく男を見る。両親を知らず身寄りもないため、風太郎は不思議な気持ちがする。
黒弓はいくさの間、大阪城の塀の中にいたらしく、偶然巳さん(みいさん)の祠のところで会う。

●第七章
いくさが終わり、采女様の命で大阪城内の細かい地図を作らせるため、商人のふりをして地図を常世に渡しに行く。その際、ひさご様に会い、秀頼公だと分かる。
京の都に戻った風太郎はひょうたんを光悦のところへ持って行く。蝉が嘘の噂を広めるため、風太郎を連れて祇園社へ行き遊女と騒ぐ。そこには百が遊女として潜入していた。帰り際、残菊に遭ってしまい顔を覚えられる。
黒弓が訪ねてきて、祇園会の供の代金として金(きん)を貰う。黒弓が奴隷で母親を買い戻す話をする。

~ここらへん曖昧~
風太郎の家に残菊が来て、常世の居場所を教えろと言う。残菊は風太郎の家の場所を百から聞いたと言い、百と取引をしたらしい。斬りつけられた風太郎は常世が大阪城にいることを言って気を失う。
百は現れ風太郎の看病をする。風太郎の怪我が少し回復した頃、百は着物を脱いで自分にはやけどの跡がないのを風太郎に見せる。柘植屋敷が火事になった夜、百は忍びたちに薬を盛って眠らせていたと言う。百は采女様の女で、忍びの数を減らすため采女様に命じられて薬を盛ったことを話し、姿を消す。

●第八章
風太郎は高台院様に呼ばれて屋敷へ行く。高台院様が果心居士を酔わせてひょうたんに封じたこと(30年)を聞く。高台院に、ひさご様に渡して欲しいものがあると頼まれ了承する。渡すものは本阿弥光悦に預けられていた脇差だった。
その後、吉田山へ戻り、因心居士に頼まれて祀った社を燃やす。
瓢六を訪ねると芥下が残っていた。義左衛門たちは江戸は行くらしい。風太郎は俺を雇わるぬか?と聞く。
芥下から采女様が不要になった忍びの始末をしていること、黒弓が大阪で百と会っていたらしいと聞かされる。

●第九章
因心居士に案内されて大阪城内に入る。蝉と会い、一緒にいくことになる。
馬印となった果心居士を見つけて2つのひょうたんを燃やす。因心居士が、他人に触れなければ見えなくなる術をかけてくれる。
ひさご様に会い、娘を託される。常世は残るつもりだったが、ひさご様に言われて赤子を守るため風太郎たちと城からの脱出を図る。

黒弓は母親のためにも生きて城を出なければならないので、別行動をとる。生きてでたら巳さんのところで合流する約束をする。
残菊たちに見つかる。柳竹と戦った常世は爆死する。残菊と琵琶たちが来て蝉が赤子を隠そうとするが見つかる。蝉も奮闘するが毒にやられて死ぬ。
因心居士の計らい?で煙が充満し、赤子を置いて風太郎は戦う。肺が強い風太郎は息を止めて戦い、残菊たちを倒して城の外へ出る。

●終章
風太郎は赤子を連れて巳さんのところへ行き、百に会う。赤子を連れて逃げてくれと百に頼む。怪我した脚(だっけ?)からの出血がひどく意識が遠のく。最後に百の名前を呼びながら、風太郎は死ぬ時に名を呼ぶ人がいるのは良いことだなと思う。


◆登場人物
風太郎…柘植屋敷で育った。技量は人並みで、本人は肺が強いことが唯一の取り柄だと思っている。

黒弓…南蛮育ち(呂宋・天川辺り?)で、父親の故郷・伊賀を見に来た忍者。火薬好き。

常世…早くに命を受け、伊賀を出て大阪城の奥で働く。美しく女装しているが、実は男。柘植屋敷で育ち、火事で生き残ったうちの一人。毒薬の扱いに長ける。

蝉左右衛門…風太郎とともに柘植屋敷で育ち、火事で生き残ったうちの一人。泥鰌髭がトレードマークで、からかった男を殺した?こともある。人をだますのが上手い。毒に強い体質。

百市(ももいち)…美しい忍びで神出鬼没。柘植屋敷で育ち、火事で生き残ったうちの一人。こちらは本物の女性。

義左衛門…萬屋の主。
瓢六…瓢箪屋「瓢六」の主人。元は忍びで、京都版の萬屋。
芥下…瓢六で働く女性。元は忍び。

高台院…豊臣秀吉の妻・ねね。
ひさご様…風太郎たちの護衛対象。後に豊臣秀頼だと判明。

萬屋…伊賀忍者が働く店。各地へ行く。
柘植屋敷…風太郎たちが育った忍者養成所。火事が起き、風太郎たち4人以外は全員死亡した。
藤堂家…風太郎たちが仕えている家。

残菊…かぶき者。バックには所司代がついている。



最後に風太郎が死んでしまうなんて~(T_T) ショックだわ…。
忍者は感情薄めでお金で動くって、『忍びの国』を読んだ時も書いてた気がする。
だから常世や蝉左右衛門も人間味がないのかなと思ってたけど、すっかりひさご様に魅了されてた。その気持ちも分かるけど。やたらホンワカしてたもんなー、ひさご様w

看病のところと最後の描写で百は秘かに風太郎が好きだったんだなーと分かるね。切ない~(´ω`)
百に託した赤ちゃんが『プリンセス・トヨトミ』に繋がってる…らしい。ほーか、ほーか(・σ・)

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ジェフリー・ディーヴァー 『ウォッチメイカー』上・下 読了  

ウォッチメイカー・上 ウォッチメイカー・下

“ウォッチメイカー”と名乗る殺人者が現れる。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を10個買っていることが判明、被害者候補はあと8人いるらしい――。
尋問の天才ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。2007年度のミステリ各賞を総なめにしたシリーズ第7弾。


ウォッチメイカー(上・下) / ジェフリー・ディーヴァー
文庫:430ページ / 392ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2010/11/10
価格:¥770 / ¥770


読了日:9月16日
読むのに時間がかかった~(´△`) この本って色んな賞を取ったみたいだけど、『ボーン・コレクター』からライムシリーズを読んでる人なら、ある程度先が読める話だなと思った。
ウォッチメイカーが捕まらなかったのにはビックリしたけどww ライム&サックスが殺し屋を放置しておくわけないし、再登場時に逮捕されるんだろうなー。

【自分用・適当なあらすじ】

殺人現場に時計が残されていたため、連続殺人の捜査を始める。ウォッチメイカーはアンティークの時計を10個買ったので、あと8人を狙うと考えられる。殺人現場の一つに被害者の妹とその娘(だっけ?)が確認にくる。

ライムが刑事になって初めて事件を担当する。公認会計士の死が自殺か他殺か分からないけど捜査を続行。公認会計士の別荘(?)の隣家の子?が、会計士の家に誰かが侵入して何かを燃やしたのを目撃していた。
捜査の過程で、警察官がたまり場にしている店が浮上。サックスは事情を知っていると思われる元刑事・スナイダーに会いに行く。その後、サックスの父親が汚職していたが無罪になった証拠が出てくる。サックスはショックを受け、事件が終わったら警察を辞めてセキュリティの会社(?)に転職しようとする。

女性がウォッチメイカーの標的になるが、事前に危険を察知して警察に通報したりして襲われずに助かる。
ウォッチメイカーの車が見つかり、サックスが他の捜査に行っていたのでプラスキーが鑑識をする。犯人側が常に手袋をしていたため指紋が一つも見つからなかった。

そのうち、怪しい行動をしていたヴィンセントが警察に逮捕される。ヴィンセントは過去に妹やその他多くの女性を強姦していて、今でも妹と両想いだと思い込んでいる。ダンスが尋問してウォッチメイカー=ジェラルド・ダンカンだと吐く。
ダンカンは最初からヴィンセントを信用しておらず、彼が自白しても問題ないように本名やアジトは教えていなかった。

デニス・ベーカーは汚職をしていて、それが発覚するのを恐れてウォッチメイカーを雇った。ウォッチメイカーのアジトで見つけたフリをして、とある会社にウォッチメイカーが現れる(爆弾を仕掛ける?)という情報を持っていく。
サックスとプラスキーはその会社の鑑識に行く。ベーカーはサックス達を後ろから撃とうとしたが、勘の良いサックスは気付いてベーカーの銃撃を阻止する。ベーカーは逮捕される。

その後、ダンカンが捕まる(←自首だったかな?覚えてない)。友人=フランク?の復讐のため、死体を運んだり色々暗躍したけど、殺人はしておらず軽微な罪だったので釈放される。
ダンスがダンカンの事情聴取の映像を見て、コイツはヤバイって指摘したけど、その時には既にダンカンが釈放された後。

ウォッチメイカーの被害者の現場に現れた妹は偽物だったことが判明。詳しくは忘れたけど、彼女は「ボーン・コレクター」の時の被害者で、地下活動をしてる活動家らしい。一緒に行動されられてた娘が助かって良かった=3

ウォッチメイカーが、ルーシーが出席する軍人の受勲式?授賞式?の会場を爆破しようとしてたけど、ライムの方が一枚上手で阻止した。すごい (゜▽゜)
二転三転するから訳が分からなくなるけど、結局ウォッチメイカーは誰かの復讐で行動してるわけじゃなくて、単なる「殺し屋」みたい。殺し屋稼業を今後も長く続けていくつもりらしいw
ジェラルド・ダンカンは偽名で、本名はチャールズ・ヴェスパシアン・ヘイルだって。飛行機で逃げたらバレるから、車で自宅の方まで帰って行った。

サックスが刑事になって初めて担当する事件とウォッチメイカー事件が最終的に繋がっていくのが面白かった。サックスの父親は、本当は汚職してる警察官を調べる側の立場だったみたい。←ライムが調べてきた。
汚職の捜査だから娘にも言ってなかったんだろうけど、サックスの父親は汚職捜査の功績が認められて表彰されてたらしい。良かったね~。
最後に、汚職事件の捜査に協力したせいで友達がいなくなったスナイダーの家にサックスが訪ねて行って、話を聞いたりしてます。サックスは人情があるから好き(´▽`)


【登場人物】
リンカーン・ライム……ニューヨーク市警科学捜査顧問、四肢麻痺の鑑識の天才
アメリア・サックス……ニューヨーク市警刑事、ライムのパートナー
トム……ライムの介護士兼助手
ロン・セリットー……ニューヨーク市警重大事件課刑事
ロナルド・プラスキー……ニューヨーク市警巡査、サックスの部下
デニス・ベーカー……同主任警部補、ウォッチメイカー捜査チームのメンバー
メル・クーパー……ニューヨーク市警鑑識技術者
キャサリン・ダンス……カリフォルニア州捜査局捜査官、尋問のエキスパート
ボー・ハウマン……ニューヨーク市警刑事、緊急出動隊指揮官
ナンシー・シンプソン……クイーンズ地区科学捜査研究室の鑑識捜査員
フランク・レティグ……同上
フレッド・デルレイ……FBI捜査官
マリリン・フラハーティ……ニューヨーク市警警視
ロン・スコット……ニューヨーク市警内部監査部部長
アート・スナイダー……第百三十一分署の元刑事。アル中
ハルストン・P・ジェフリーズ……第百五十八分署署長、副警視。怒りっぽい
ロバート・ウォレス……ニューヨーク市副市長
ベンジャミン・クリーリー……自殺を偽装して殺された公認会計士
フランク・サーコウスキー……強盗殺人事件の被害者
ジョアン・ハーパー……ウォッチメイカーの標的になった女性、生花店勤務
ルーシー・リクター……ウォッチメイカーの標的になった女性、軍人
ジェラルド・ダンカン……ウォッチメイカー
ヴィンセント・レノルズ……ウォッチメイカーの相棒

【目次】
(上巻)
 第一部  火曜日  午前零時二分

(下巻)
 第二部  水曜日  午前九時二分
 第三部  木曜日  午前八時三十二分
 第四部  月曜日  午後零時四十八分
  著者あとがき
  訳者あとがき
  解説  児玉 清

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tag: ウォッチメイカー  ジェフリー・ディーヴァー  文藝春秋 
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伊坂幸太郎 『死神の浮力』 読了  

死神の浮力1年前、1人の少女が殺された。
犯人として逮捕されたのは近所に住む27歳の男性・本城崇。彼は証拠不十分により一審で無罪判決を受けるが、被害者の両親・山野辺夫妻は本城が犯人だということを知っていた。
人生をかけて娘の仇を討つ決心をした山野辺夫妻の前に、死神の千葉が現れる…。


死神の浮力 / 伊坂 幸太郎
単行本:436ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2013/7/30
価格:¥1,733


読了日:8月31日

久しぶりに千葉さんの話が読めて嬉しいです(´v`) 『死神の精度』から8年も経ってるとは…。
まぁ死神にとっては、8年なんてあっという間の時間なんだろうけど(笑)
あいかわらず飄々とした千葉さんが面白かったですw

以下、ネタバレありますのでご注意。

【登場人物】

千葉……死神。好きなものは「音楽」。今回は山野辺を担当する。
山野辺 遼……小説家。以前はテレビ出演もする人気作家だった。3年前から新作を発表しておらず、作品の売れ行きも下がっている。35歳。
山野辺 美樹……遼の妻。
山野辺 菜摘……遼・美樹の娘。1年前に亡くなる。
本城 崇……無職の青年。10代の頃に両親を亡くし、その遺産で暮らしている。菜摘の殺害容疑で逮捕されたが、証拠不十分により一審で無罪判決を受ける。

箕輪君……遼の元担当編集者。
香川……本城を担当する死神。
轟……近所の道路を撮影していた引きこもり。そのビデオに、仲良さげな本城と菜摘の姿が映っていたため、一審に本城の弁護側の証人として出廷する。
佐古……セキュリティが厳しい家に住む老人。本城の潜伏先。佐古は過去に本城を利用し、遺産問題で邪魔になった姪を死なせたことがある。
小木沼……宅配サービスの店員。実は、山野辺のサイン会にきたことがある読者。(ただし本は最後まで読んでいない)

※山野辺夫妻は本城から送られてきた映像を見たので、菜摘を殺した犯人が本城だと知っている。その映像は本城が仕掛けたウィルス(?)によって消去されてしまったため、証拠にならない。

【あらすじ&感想】

※千葉が山野辺を調査するのが1週間なので、プロローグ+7日間+エピローグの構成。

プロローグ
本城の無罪判決が出たので、マスコミが山野辺の声明発表を待っていた。(山野辺は会見する気がない) そこに自転車で千葉が登場。インターホンを押す。


1日目
千葉が山野辺家に入り、幼稚園時代の同級生のふりをして色々話をする。

この発言、1日目だったっけ~?
「海のものとも山のものとも」と聞いて、「海の幸とも山の幸とも」
…千葉さん、それ全然意味違うから(ノ∀`*)笑


2日目
箕輪君や千葉の情報等によって本城が隠れているホテルに行くが、千葉のせいで取り逃がす。

ハッキリ覚えてないけど、2~3日目のどこかで千葉は香川と喫茶店等で会っている。千葉は、香川の対象者が本城だと知る。


3日目
轟と会う約束をしていたので、彼の家まで行くが自宅にはおらず探し回る。轟は縛られ、カバーをかけた車の中に入れられていた。その車には爆弾が仕掛けられていたが、千葉が解除した。

実家がガソリンスタンドで危険物取扱いの資格持ってるとか、ホラ吹きすぎ(笑)
参勤交代の話は実際見てきてるけど、これもホラ話だと思われてるw

「敬意とは、面倒くさいことをする、ということを意味する」 by パスカル

箕輪君から得た情報で浜離宮恩賜庭園へ行き、レインコートの男たちに拉致される。


4日目
拉致された場所で目覚める。千葉が拷問を受けている最中、青いレインコートの男が山野辺に銃を渡し、暗に”撃て”と言う。そのうち、青いレインコートの男はいつの間にかいなくなる。その後、千葉が青いレインコートの男は本城だったと言い出し、山野辺は混乱する。

拷問された傷から出た血が「瀉血」とか(笑) 無理ありすぎ&痛すぎるだろww

本城が佐古の家にいることを知り、お年寄り用の宅配サービスのふりをして家に入ろうと計画する。


5日目
小木沼の協力を得て、佐古邸に侵入。その時、佐古から「2時間後にきてほしい」と監視カメラに映らないよう指示される。車で待機中に3人(山野辺、美樹、千葉)は話し合い、「2時間後」の指示は本城の入れ知恵であり、佐古の命が危ないことに気づく。
急いで佐古邸に入ると、佐古が倒れていたので救急車を呼ぶ。千葉は香川は「還元キャンペーン」を適用し、本城の寿命を20年保証したらしい。


6日目
箕輪君が本城に監禁されている映像が山野辺の携帯に送られてくる。千葉が映像から聞こえる極小音の「なつみ饅頭」の歌を聞き取る。山野辺は、去年饅頭を投げてきた記者に電話をする。記者は悪いことをしたと反省しており、店の場所を教えてくれる。山野辺は箕輪君を救いに行く。箕輪君を救出してから、本城との待ち合わせの店に向かう。

最近とある場所から青酸カリが盗まれたが、それは本城の仕業だった。青酸カリをダムに入れるつもりで、本城は車に乗って逃げる。本城の車がぶつかったせいで、山野辺の車は動かなくなってしまうが、千葉が自転車の後ろに山野辺を乗せてダムまで追いかける。
ダムの近くで本城の車に飛び乗った山野辺は、青酸カリを奪い返す。本城は車ごとダムに落ちたが、「還元キャンペーン」のせいで息もできないダム底で寿命の20年を過ごすことになるらしい。(香川談)

ダム底には、近所から逃げだした鰐もいるらしい…w ご愁傷様ww


7日目
山野辺のイメージ回復のため、箕輪君が動いてくれる。

「千葉さんは、僕たちのために、面倒くさいことをしてくれた」


エピローグ
山野辺は8日目に事故で亡くなった。
現在、美樹は幼児園で働いている。最後に、幼稚園バスの運転手に道を訪ねたのが千葉。


本城はサイコパスでしょうね…感情がないもん。
千葉の調査対象者が「娘の敵討ちに命をかける父親」という暗い設定だったけど、わりと明るく読めました。『マリアビートル』も殺し屋ばっかりだけど面白く読めたし、こんな話をニヤニヤ笑って読ませる伊坂先生はすごいですw

とりあえず千葉さん、おトボケが過ぎますよ! 香川もちょっとズレてるから、死神は全員こんな感じだろうなぁ(笑) またいつか続編を読みたいです

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村上春樹 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 読了  

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年多崎つくるは、木元沙羅と交際中だが、なかなか関係は進展しない。その原因として沙羅は、高校時代の友人から絶交されたことについてのわだかまりがあるのではいかと考えて、つくる自身が当時の友人たちに会って直接話をすることで、事態を打開するように勧める。

そこでつくるは、名古屋とフィンランドに住む友人たちのもとを一人ずつ訪ね、絶交の真意を知る。そのうえで、あらたに沙羅との関係を進展させようと決意する。


色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 / 村上 春樹
単行本:376ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2013/4/12
価格:¥1,785


読了日:5月29日
amazonのページにあらすじが載ってないので、wikipediaから借りてきました。
というか、wikiを見たらこの本の中盤まで飛ばして読んでも大丈夫だと思いました。
それでもほとんど話分かるしww

ここからネタバレあります。

つくる達5人は、高校時代にボランティア活動がきっかけで友達になった。大学生の時に(皆を代表して)青海から一方的に縁を切りたいと言われ、つくるはショックで理由も聞かずにOKする。

その後、スポーツクラブ or 大学(?)のプールで灰田と知り合い、灰田がつくるの家に遊びに来るようになる。灰田はつくるに父親が体験した旅の話をする。つくるはクロやシロ、灰田との性的な夢を見る。灰田が大学から姿を消し、つくるは再び孤独な生活になる。

つくるの現在の恋人・沙羅は、過去のわだかまりを解くため4人に会いに行くことを勧める。沙羅は4人の現在を調べてつくるに教える。つくるは名古屋に住むアオとアカに会う。
シロが「つくるにレイプされた」と訴えたため仲間から切り捨てられたこと、アオもアカもシロの様子がおかしかったため実際につくるがレイプをしたとは思っていなかったこと、シロが6年前に絞殺されたことが判る。

その後、つくるは有給を取ってクロに会うためフィンランドへ行くことにする。クロへのお土産を買いに行ったときに、中年男性と楽しそうに歩く沙羅を見てしまう。
フィンランドで夏の避暑地へ移動していたクロと会う。クロは学生時代につくるを好きだったこと、シロが精神を病んでいてクロも負担に感じていたことなどを話す。

日本に戻たつくるは沙羅と電話で話す。つくるが男性と歩いていたのを見たと言うと、沙羅は数日後に真相を話すと約束する。

……で、終わり ?

灰田が姿を消した理由は?
シロは絞殺したのは誰?
沙羅と手を繋いで歩いていた男性は?

気になることがひとつも解決しないまま終わった。まだ続き書くつもりなのかな?
こういう小説って消化不良で苦手(´ω`)

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万城目学×門井慶喜 『ぼくらの近代建築デラックス!』 読了  

ぼくらの近代建築デラックス近代建築をこよなく愛する人気作家二人が、大阪・京都・神戸・横浜・東京の現存する名建築を訪ね歩き、その魅力を語りつくしたルポ対談集。各都市ごとのマップもついて、建築散歩のおともに最適の一冊になりました。

ぼくらの近代建築デラックス! / 万城目 学・門井 慶喜
単行本:197ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2012/11/29
価格:¥1,628



読了日:1月16日
万城目さんファンだし一応大学では建築を学んでていたので、この本が出たときは「(゜∀゜*) キャー!!」でした。ここからネタバレあり。

建物だけじゃなく、駅、灯台、橋、船の修理所まで紹介されてました。面白い~。
門井さんの薀蓄がすごいなぁ。

本の紹介文に「写真も見応えばっちりの豪華オールカラー!」って書いてあったけど、2人の会話に出てくる建物の写真がチラホラ載ってなくて、それが気になってしょうがなかったw
ちょっと写真が足りないよん (´o`) プンスカ

2人が見たいと思ったところを訪ねて行くんだけど、予想以上に素敵な建築もあるし、反対に「ありゃりゃ…」というものも(意外と)あります。褒めるだけじゃなく、素直に「ダメだこりゃ」と書かれてるところが良いですね。
万城目さんが京都に行った時、妙に卑屈な感じ(?)になってて面白かったw 住んでた頃、どんな目に遭ったのよ(笑)

読んだ中で行ってみたい!と思ったのは、
渡辺節が設計した大阪の「綿業会館」
横浜の「ドックガーデン」
前川國男が設計した東京の「前川國男邸」
東京の「ライオン銀座七丁目店」(ビヤホール「ライオン」)

前川國男邸は大学に入ったばかりの頃、製図の授業で模写させられたので平面図が頭に入ってます。
私邸なので見学できないと思い込んでたけど、今は江戸東京たてもの園に移築されていて、一般人でも見学できるそうです。今後東京に行く機会があれば行ってみよう~~ (´∀`)


【好きな建築】
門井慶喜……神戸の「御影公会堂」
万城目学……大阪の「中央公会堂」

【好きな建築家】
門井慶喜……渡辺節
万城目学……辰野金吾

【目次】
大阪散歩
京都散歩
神戸散歩
横浜散歩
東京散歩
 あとがき対談
 人物索引

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東野圭吾 『禁断の魔術 ガリレオ8』 読了  

禁断の魔術姉を見殺しにされ、天涯孤独となった青年が企てた計画。愛弟子に対し、湯川が取った驚愕の行動とは…。

禁断の魔術(ガリレオ8) / 東野 圭吾
単行本:327ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2012/10/13
価格:¥1,470


「自業自得だ。教え子に正しく科学を
   教えてやれなかったことに対する罰だ」




読了日:12月17日
湯川先生って最初はもっと偏屈だったよねー…たしか。性格丸くなったねぇ。読んでて時々「こりゃ加賀恭一郎シリーズだっけ?」と思っちゃった。
これで最後って言われてるけど本当かなぁ。またドラマ化されるみたいだから、数年後に続編が出そうな気もする。私のお気に入りは、やっぱり最後の『猛射つ』です。湯川先生の本気ー!!
続きで簡単なあらすじとネタバレです~~(´∀`)
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東野圭吾 『虚像の道化師 ガリレオ7』 読了  

虚像の道化師ビル5階にある新興宗教の道場から、信者の男が転落死した。その場にいた者たちは、男が何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りたと証言し、教祖は相手に指一本触れないものの、自分が強い念を送って男を落としてしまったと自首してきた。
教祖の“念”は本物なのか? 湯川は教団に赴きからくりを見破る。


虚像の道化師(ガリレオ7) / 東野 圭吾
単行本:280ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2012/8/10
価格:¥1,418


「提案したいことがある」 湯川はいった。
  「傘の礼についての提案だ」


読了日:1月21日
7と8は順番逆に読みましたが、短編ばかりなので問題ありませんでした。
最初は湯川ファンだったけど、いつの頃からか草薙ファンになった私。ドラマで北村さんが演じてるので、より素敵な印象になりました 続きで簡単なあらすじとネタバレです~ ヾ(´▽`)ノ

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ジェフリー・ディーヴァー 『魔術師』 読了  

魔術師ニューヨークの名門音楽学校で殺人事件が発生。犯人は人質を取ってリサイタルホールに立てこもる。
駆けつけた警官隊が包囲し出入り口を封鎖するなか、ホールの中から銃声が聞こえてきた。ドアを破って踏み込む警官隊。だが、犯人の姿はない。人質もいない。ホールは空っぽだった…。
衆人環視のなかで犯人が消えるという怪事件の発生に、科学捜査専門家リンカーン・ライムと鑑識課警官のアメリア・サックスは、犯人はマジックの修業経験があることを察知して、イリュージョニスト見習いの女性に協力を要請する。奇術のタネを見破れば次の殺人を阻止できる。
しかし、超一流イリュージョニストの“魔術師”は、早変わり、脱出劇などの手法を駆使して次々と恐ろしい殺人を重ねていく…。



魔術師(イリュージョニスト) / ジェフリー・ディーヴァー
単行本:515ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2004/10/13
価格:¥2,200


「じゃあ、世界に名だたるイリュージョニスト、”不動にされた男”に乾杯」



読了日:12月12日
はい~。リンカーン・ライムシリーズの第5弾でございます。
これはライムとカーラのやりとり。カーラは素敵な女性でしたねぇ

読んだのは2ヶ月前なので細部は忘れちゃったけど(オイ)、今回の敵は強すぎました(´v`;)
よく捕まえたなぁ(笑) まずは登場人物をどうぞ

【登場人物】
リンカーン・ライム……科学捜査専門家、ニューヨーク市警捜査顧問
アメリア・サックス……ニューヨーク市警鑑識課員、ライムのパートナー
トム……ライムの介護士兼助手
ロン・セリットー……ニューヨーク市警殺人課刑事
メル・クーパー……ニューヨーク市警鑑識課員
ローランド・ベル……ニューヨーク市警殺人課刑事
チャールズ・グレイディ……ニューヨーク州地方検事補
スヴェトラーナ・ラスニコフ……第一の被害者、音楽学校学生
アンソニー・カルヴァート……第二の被害者、メークアップアーティスト
シェリル・マーストン……第三の被害者、弁護士
マレリック……イリュージョニスト、マジシャン
カーラ……イリュージョニスト見習い
デヴィッド・バルザック……元有名マジシャン、カーラの師匠
アンドリュー・コンスタブル……極右武装組織≪愛国同盟≫の指導者
ジェディ・バーンズ……コンスタブルの部下
ラルフ・スウェンセン……神父
ホブス・ウェントワース……日曜学校講師
エドワード・カデスキー……≪ハスブロ・サーカス≫プロデューサー
アーサー・レッサー……エリック・ウィアーの弟子
ジョン・キーティング……エリック・ウィアーの弟子
ジェイニーン・ウィリアムズ……看護師



ここからネタバレあります。
まず登場人物を見た時点で「…エリック・ウィアーって誰w」という疑問が湧きますね。

犯人のマレリックは脱出、変装、ピッキング…何でも器用にやってしまう人で、いくらなんでも
それは無理でしょー;という場面でもアッサリ逃亡。皮膚の中に逃亡用の小道具を隠しておくとか、
そんなこと可能なのかなぁ? 怖い怖い怖ーい(´□`;)
人を殺す時も全くためらいがないし、こんな人捕まえられるの?と何度も思いました。
でもライム達は地道に物証を調べて推理して~。

読んでいくうちに、犯人のマレリック=ウィアーなのね、ふむふむと思わせる。
マレリックが何をしたいのか分からなくて、しばらくポカーン(゜□゜)状態だったけど、
真の目的は「サーカス」だったのね。火災で死んだ妻のことでプロデューサーの
カデスキーを恨んでたんだと。

しかも実はマレリック≠ウィアーで、マレリック=弟子のレッサーw え。意外すぎるwww
「極右武装組織に雇われて検事補を殺す」のはミスリードか。。。
思わせぶりに色んな人が出てくるから騙されまくった(´ω`)
サックスの昇進試験のこととか書かれてたけど、詳細忘れちゃった。アハハ
かなり面白かったけど、次は犯人や動機を当てられるかも?と思える小説を書いてほしいです(笑)


【目次】
第Ⅰ部  エフェクト
第Ⅱ部  メソッド
第Ⅲ部  種明かし
  謝辞
  解説  法月綸太郎

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辻村深月 『鍵のない夢を見る』 読了  

鍵のない夢を見る望むことは、罪ですか?彼氏が欲しい、結婚したい、ママになりたい、普通に幸せになりたい。そんな願いが転落を呼び込む。ささやかな夢を叶える鍵を求めて5人の女は岐路に立たされる。

鍵のない夢を見る / 辻村 深月
単行本:231ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2012/5/16
価格:¥1,470


どうか彼が死刑になりますように。
どうか彼が、死刑になりますように。
あなたが生きる世界は、この世のどこにもない。




読了日:10月29日
久々すぎる本の感想記事です;
読んだ当時は「ふ~む。むむ (゜ω゜) 」くらいの感想だったけど、なぜか今でも
内容は覚えてます。結構強烈な話が多かったからかな??
ネタバレもありますので、あとは続きで(´▽`)ノ
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ジェフリー・ディーヴァー 『12番目のカード』 読了  

12番目のカード・上 12番目のカード・下

ハーレムの高校に通う16歳のジェニーヴァが、博物館で何者かに襲われそうになるが、機転をきかせて難を逃れる。現場にはレイプのための道具に、1枚のタロットカードが残されていた…。単純な強姦未遂事件と思い捜査を始めたライムとサックスだったが、その後も執拗に少女を付け狙う犯人に、何か別の動機があることに気づく。

12番目のカード(上・下) / ジェフリー・ディーヴァー
文庫:383ページ / 430ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2009/11/10
価格:¥800 / ¥840


ぴし、ぴし、ぴし……



読了日:10月18日
久々に「リンカーン・ライム」シリーズを読みました(´∀`)♥
サクサク読めて良いわぁ。今回の殺し屋は、最終的にあんまり手強くなかったー(笑)

続きでネタバレを含む感想、登場人物など書いてます▼
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有川浩 『三匹のおっさん ふたたび』 読了  

三匹のおっさんふたたび剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械をいじらせたら右に出る者なしのノリ。
「還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか!」と、ご近所の悪を斬るあの三人が帰ってきた!
書店万引き、不法投棄、お祭りの資金繰りなど、日本中に転がっている、身近だからこそ厄介な問題に、今回も三匹が立ち上がります。
ノリのお見合い話や、息子世代の活躍、キヨの孫・祐希とノリの娘・早苗の初々しいラブ要素も見逃せません。漫画家・須藤真澄さんとの最強タッグももちろん健在。カバーからおまけカットまでお楽しみ満載の一冊です。


三匹のおっさん ふたたび / 有川 浩
単行本:448ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2012/3/28
価格:¥1,680


ああ――やっぱりうちの親父は大したもんだ。



読了日:7月4日
「三匹のおっさん」の第2弾。あいかわらず読みやすくて面白かった^^
続きで登場人物やあらすじなど書いてます▼
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坂木司 『ウィンター・ホリデー』 読了  

ウィンター・ホリデー届けたい。間に合わないものなんてないから。一人から二人、そして…。
父子の絆の先にある、家族の物語。父親は元ヤン・元ホスト・現宅配便ドライバー、息子はしっかり者だけど所帯じみてるのが玉にきずの小学生。冬休み、期間限定父子ふたたび。


ウィンター・ホリデー / 坂木 司
単行本:397ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2012/01
価格:¥1,628


届けたい。気持ちを、物を、言葉を。



約2日ほどで読了。 ※ネタバレあり。
待ってました、第2弾!! あいかわらず可愛い親子だなぁ(笑)
今回は「責任」を取りたいとモヤモヤするヤマト、ちょっと大人に近づいた進が見られます。進はお母さんとケンカしてまでヤマトの所に来てたのね(・ω・ ) 芯が強いし、真面目なええ子やーと感心しました。

おせちを落として作ったり、チョコを配達したり。「宅配」は予想以上に気を使わなきゃいけない荷物が多くて大変だな~と思いました。
大東が最初登場した時は先が思いやられる…w と思ったけど、結構良いヤツで気に入りました(^ω^)

そして進のママ・由希子さんがしっかりと登場してきました。多少ヤマトの記憶の中で美化されてたっぽいですね(笑) 意外とガンガン怒るタイプみたいで。
第3弾もありそう。いつか3人家族になれるかな~。うふふ(´ 艸`)♥


【登場人物】
沖田大和…ハニービー・エクスプレスで働く元ホスト。
神保進…大和の息子。小学5年生。冬休みに遊びに来る。
神保由希子…進の母親。大和の元彼女。

雪夜…大和の先輩ホスト。「バラを背負った王子様」キャラ。
ナナ…ホストクラブの上客。金持ちだが忙しい両親のため、愛情を知らずに育つ。
ジャスミン…大和が働いていたホストクラブ『クラブ・ジャスミン』のオーナー。オカマ。鬼頭とは旧知の仲。

鬼頭…ハニービー・エクスプレスの支店長。ボス。ジャスミンと同い年。
刈沢…リカさん。細身でメガネ。お酒に弱い。
林…コブちゃん。小太りでまんじゅうのような笑顔。模型(ジオラマ)を作るのが趣味。
岩尾…イワさん。アルバイトで軽量の封筒(メール便)担当するおじいさん。
三木本…ミキティ。若い女性。イワさんと同じアルバイト。
大東…ハニービー・エクスプレスに入ってきたバイト。

斉藤シュン…夏に進と児童館で出会い友達になった子。ガタイが良い。
中井ヒデト…同。色白。シュンと2人で『沖田大和モテモテ男塾』に入る。
根岸さん…ハチさん便の常連さん。老夫婦で暮らしている。
コウタ…進の学校の友達。同じクラスのセリナのことが好き。
金田まり…チョコを配達所まで取り戻しにきた女の子。


【目次】
エリア0 配達予告
エリア1 サンタ便(トナカイなし)
エリア2 歳末特別配送
エリア3 初荷の酒
エリア4 ハート配達人
エリア5 届けたい

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坂木司 『ワーキング・ホリデー』 読了  

ワーキング・ホリデー元ヤンでホストの沖田大和の生活が、しっかり者の小学生・進の爆弾宣言で一変!
突然現れた息子と暮らすことになった大和は宅配便ドライバーに転身するが、荷物の世界も親子の世界も謎とトラブルの連続で…!?
ぎこちない父子のひと夏の交流を、爽やかに描きだす。


ワーキング・ホリデー / 坂木 司
単行本:287ページ
出版社:文藝春秋
発売日: 2007/06
価格:¥1,550


「初めまして、お父さん」
「お、とうさん……?」



約2日くらいで読了。
まだ小学生なのにオカン体質な進君がとても可愛かった^^
雪夜とナナのおせっかいコンビも好き。図書館に予約してある続編が届くのが楽しみです。簡単な感想は続きでどうぞ▼
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『石の猿』上・下、読了  

石の猿・上 石の猿・下

中国の密航船が沈没、10人の密航者がニューヨークへ上陸した。同船に乗り込んでいた国際手配中の犯罪組織の大物“ゴースト”は、自分の顔を知った密航者たちの抹殺を開始した。科学捜査の天才ライムが後を追うが、ゴーストの正体はまったく不明、逃げた密航者たちの居場所も不明だ―果たして冷血の殺戮は止められるのか。ドンデン返しとサスペンスの天才ディーヴァーの大人気シリーズ第四弾。

石の猿(上・下) / ジェフリー・ディーヴァー
文庫:413ページ / 387ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2007/11
価格:各¥770


「捜査はぬかりなく。背後の警戒もぬかりなく」



約1週間くらいで読了。
ライムシリーズは久しぶりでした。今のところ8冊出てるみたいなので、ようやく折り返し地点です。今回は中国人の殺し屋が相手だったんだけど、ソニー・リー刑事が一番印象に残りました。簡単な感想は続きでどうぞ▼
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『水底フェスタ』、読了  

水底フェスタ村も母親も捨てて東京でモデルとなった由貴美。突如帰郷してきた彼女に魅了された広海は、村長選挙を巡る不正を暴き“村を売る”ため協力する。だが、由貴美が本当に欲しいものは別にあった―。辻村深月が描く一生に一度の恋。

水底フェスタ / 辻村 深月
単行本:368ページ
出版社:文藝春秋
発売日:2011/8/24
価格:¥1,500


「広海は、あげない」



約3日で読了。
うーん…。うーむ…。私はあまり楽しめませんでした(´д`;)
いつもの「後半の追い上げ」がないんだもん。物語もホラーぽかったし。適当な感想は続きでどうぞ▼
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